第31話・雪山エリア
公式からのお知らせでイベントが開始される。今度のは開拓メインとなるらしい。生産職も出番があるかな?と読み続ける。
サーバー分けさせられて、最も良い結果になった状態が引き継がれるらしい。つまりどのような形であれまたイベント地へ行けるらしい。開拓のようで少し楽しみだ。場所は未発表とのこと。とりあえずそれらの確認をし終えて、黒猫と共に雪山へと向かう。
メンバーは黒猫、ガウム、しんじゅ、レント、レヴィでお願いします。グリモワールはお留守番。錬金術を頼み込み、素材を取りにいざ向かう。
雪山ではホットポーションを飲まないと寒さでダメージを受けるようだ。水の中は本当に危険であり、やめた方が良さそう。釣りをすると凍雪魚、クリスタルフィッシュ、雪アユというのが釣れる。
モンスターは火属性が弱点だったり、耐性があったりと、雪国のモンスターが多い。雪原イタチが厄介だな。ユキラビットが現れて良いなと思う中で、スノーウイングというのが良いな。青い鳥でカッコいい。ユニークが出たらテイムしようと相談しているところだ。
スノーグリズリーが現れたり、ホワイトボアが強敵だったりと、ボスは見つけられないが倒している。水晶クラブとフロストトレントが出たりする中で、ユニークのスノーウイングが現れた。テイムすることしばしば、テイムすることができた。
名前は『シズク』と言い、いまはパーティから外れてもらう。良い子を仲間にできたよ。原石系も手に入りつつ、まあまあの収穫だろう。
レントもだいぶ戦える。近接戦で黒猫に習いながら、避けアタッカーとして成長していた。それと新素材として冷凍石が手に入る。レシピがいくつか解放された。キッチンと冷凍室が作れるようになった、素材になる白氷の樹という木材を確保する。
アイテムの確保と共に青いトカゲ、ブルーフロストリザードを倒したところで新素材である皮をいくつか手に入れた。そしてボスモンスター。フロストガーディアンタートルが現れて苦戦する。
こいつ防御力にかなりステータスを振っていて、ダメージが入りずらい。そして巨大な体に合わず、攻撃もえぐい。氷柱を作り出して降らせたり、ミサイルのように発射したりと多芸である。
何度か落ちそうになるも、その辺りは頑丈にしていた自分。黒猫は楽々回避しているが、ダメージ量が低い。
「ええい、油火炎攻撃だ」
油と火属性魔法をぶつけながら、炎上という状態にしてスリップダメージ。さらにレヴィのパイルアンカーがグサッグサッとダメージを与える。
「んーこいつをソロ退治は時間がかかりそう」
「弱点確認。鑑定しまくって割り出さないと」
こいつ弱点雷やん。こうしてかなり時間を費やし、アイテム数と黒猫のテクニックでどうにか初見クリアした。黒猫に【エレキブレード】持たせていてよかった。
召喚した風虎の子も加わり、だいぶダメージを稼いでくれたからだ。
「にゃーん」
風猫の『ハヤテ』を撫でながら、ドロップ品とパーティ討伐を確認する。スロットオーブかと思ったが、アクセサリーである。雪結晶のブローチという、召喚系の強化アイテム。これで三つ目だ。
「これを使えばみんな強くなるぞ」
「おおー」
というわけでアイテム補充と共に拠点に帰り、リファ達を再召喚。変化が起きる。
「イエーイ」
「にゃー」
リファはより可愛らしくなり、可愛い衣装を着込み、少し大きくなった。ハヤテは大人の猫くらいになり、爪などの装備品が強くなった。これが三つで起きる強化か。
最終的は最大までスロットを強化して最大強化した召喚魔法を使いたいね。短剣の方も三本まで操れるようになったよ。
「召喚魔法か」
黒猫は今度購入するのを視野に入れているらしい。ポイントは強化するため、魔法とアクセサリーなどにつぎ込んだらしい。ちなみに雪結晶のブローチ以外にも強化系を二つ仕入れている。
その後は施設作りで冷凍室、キッチン部屋、燻製室を作るため、材料集めをする。森林エリアへと行き、素材集めだ。作れるようになればだいぶ良いらしいな。施設を売りに出しても良いだろう。動物小屋はだいぶ良いのを作れるようになったし、かまども良いのを作れるようになった。
問題は施設を置く場所だ。クランハウスなどの土地を買う場所はあるが、個人が持つハウス、家が無いのだ。売れるかは微妙な範囲。
ハヤテとメリュジーヌがミルクを飲みながら、聖牛が増えて来たな。ミルクも神聖持ちであり、アンデッド系はいずらいかもしれない場所になったな。
闇属性も色々作っているのだが、モチーフとかで装備を作ることにした。今回のカメは鎧にちょうどいい。ライトアーマーとヘビーアーマー。腰装備にも使えるな。
「厳選しやすいけど周回がな」
「雷魔法を持っていけばいける!」
黒猫はソロ退治する予定らしい。雷装備を作るか。エアウイングファルコンから素材を持って作る方が良さそうだ。かぎ爪もあるし、しばらく黒猫用、雷装備を作ることにした。風と雷は相性が良いらしい。とりあえずこれらで作るとするか。頑張ることにした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます