次の日、また対戦会の準備を行う。

親が不在なので対戦会で大声を出して実況をしても、夜中に仕事出る時でも配慮しなくていいのは大きい。

快適な一人暮らし。

そしていつものネット友達とのゲームで対戦。

何にも縛られていない感じが清々しい。

意気揚々と対戦会を開く、が。

…………？

時間になっても誰も入って来ない。

元々人数の上下はあるが、1人も入ってこないのは珍しい。

暫く待ったが誰も来ないのでネットでの対戦部屋を閉じて今日は中止にする。

今日は平日だし、たまには人が居ない事もあるのが普通だ。

そんな時一通のメールが来た。

先日のネット配信の再戦の話だ。

あの時の対戦相手も、実況者側も再戦を願っているらしい。

とても嬉しくなり、俺は二つ返事で引き受けた。

時間は明日の夜。ちょうど仕事も休みだ。

明日の対戦に備えて少し練習してから寝よう。

はやる気持ちを抑えながらもいつもより長く練習し、さらに睡眠時間を削る事となってしまった。

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