第5話休日

あれから説教を30分くらい受けてから、自分の部屋で着替えて3人でギルド前に集合した


胸ポケットにギルドのマークが描かれた黒いジャケットと内から白いYシャツと黒いロングスカートを着けた月と


同じく胸ポケットにギルドのマークが描かれた黒いジャケットと内から白いYシャツに黒いズボンの夏花


がいた


「やっぱりいつもと同じやつだったか、少しはおしゃれしろよ」


そう言いながら胸ポケットにギルドのマークが描かれた黒いジャケットと内から白いYシャツに黒いズボンの俺が出ていく


「鏡見て来いよセンスゼロ―」


と夏花に返されてしまった


「そこまで言う?」


「言う」


「いいから、早くごはん食べにいきましょう、丸一日空く日なんて滅多にないんだから」


そう言って街の方に歩いていく月を挟む形で並び、お店をスイーツ店をできるだけ視界に入れないようにしながらスイーツ街を通り抜け朝ごはんを食べるお店を探す


「ちょ、いさぎそれ私の」


「先に取ったの俺だから俺のですー」


ミニシュー1つで少し喧嘩をしている俺たちを見てため息をつき


「まだまだあるんだから、仲良く食べなさいよ」


とミニシューを食べながら言ってきた


「「はーい」」


そう言って月に持ってもらっているいくつかのミニシューを食べながら歩いた


それから少しして、ミニシューを食べ終わったころ


「あそことかどう?」


と月がハンバーガー屋さんを指さしていった


「おお、いいね」


「あそこボリューム満点だし味もいいし最高だよね」


そう言ってハンバーガー屋へと向かった


3分後


ハンバーガーとポテトと飲み物入った紙袋を持ち、近くの公園まで歩いた


一般的な遊具の置かれた、大きい公園の椅子に座りテーブルに紙袋を置き食べ、その後は喋りかけてきた子供たちと少し遊び、ゲーセンで対戦やクレーンゲームをして、スイーツ店でアイスや綿あめを買い、ギルドの会議室のスクリーンで徹夜でゲームをして、いつの間にか日が昇っていた


「もうこんな時間なのね、緊急会議のに向かう準備しないといけないわね」


そう言ってゲーム機を置き月が立ち上がった


「えっ、そうなの?」


と俺が聞くとため息をつき


「宴会やった日に言ったでしょ?」


「・・・ああ、そういえば言ってたな」


「え~いさぎ忘れてたの?」


「どうせお前も忘れてただろ」


「もちろん」


となぜか自信満々で返してきた


なんで?


「まあいいや、早く準備してきて」


「「はあ~い」」




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