第84話 嘘のない二人 2



「目を冷やすかい?」

「平気」

 先生が淹れてくれたお茶をふうふうと冷まして、そろそろとすすった。

「美味しい」

「姉がお茶の淹れ方にこだわりがある人でね。そうだ、前に高瀬がくれた知覧茶を気に入ってたよ」

「そうなの?」

「うん、一人じゃ飲み切れないからおすそ分けしたんだ」

「そっか……」

「美味しかったよ、ありがとう」

 かつての余計な気遣いを思い出して落ち込みかけた俺を先生の手のひらが引き留めてくれる。

 先生はお茶を一口すすって、よいしょとソファーに寄りかかった。

 それを見て、俺も同じように背もたれに身体を預けた。

 今は何時だろう。この部屋には時計も掛けられていない。


「それじゃあ、俺の話を聞いてもらおうかな」


 突然先生がそう言って、俺は少し狼狽えた。

「え、でも話って……」

「奥さんのことももちろんそうだけど、高瀬に言っておきたい話は幾つかあるんだ」

「……そうなんだ」

 自分の言いたかったことが全て伝えられたとは言えないけど、先生の話は早く聞きたい。

 俺は少し肺を膨らませて、先生の話を待った。


 

「高瀬に再会したあの日、俺も眠れなくて歩いてたんだ」

 ああやっぱり。

 口の中で呟いたのに、先生は俺を見て少し笑った。

「俺を憐れまない人はいなかった。友人、同僚の先生、生徒たちまで。気を遣われる距離が自分の孤独を際立たせていって、この先の人生が長く感じた。それで職場を変えたんだ」

 初めて聞く先生の話。再会するよりも前の。

「あの夜に高瀬に会って、何も失ってない頃の自分でいられた。一瞬」

「一瞬?」

 先生は俺を見てゆっくりと頷いた。

「高瀬は苦しんでたから」

「……」

「高瀬を思って奥さんの話をしなかったのはそうなんだけど、あの時も今も、俺を気遣ってくれる人はたくさんいたんだ。でも高瀬は一人なんだって分かった。だから、俺がそばにいたいと思ったんだ」

 やっぱりそうだった。俺のための優しい嘘。

「でも辛かったでしょ? 俺が奥さんのことを言うの」

 先生は右手でポロシャツの襟を撫でると、テーブルの向こうの何もないところへ視線をやった。

「辛いようで、辛くなかった」

「どうして?」

「俺はね、ずっと奥さんのことが思い出せなかったんだ」

「どういうこと?」

 先生はまた少し遠くを見た。今度は、中途半端に引かれたカーテンの隙間の辺り。

「記憶がうまく取り出せないって感じかな、顔や姿がぼんやりしてて、思い出が曖昧だった。一年が過ぎても変わらなくて、ずっとこのままなのかもって思ったよ。そんなのはとても悲しいことなのに、高瀬のことばかり考えて、見ないふりをした」

 言葉のない俺に、先生がそっと笑いかけてくれる。

「高瀬の連絡がない日には、見ないふりをしてた孤独が降りかかってきた。高瀬のことが分からないのは心配だったし、もう居ない奥さんを気遣わせることも、一人でいることも辛くて、でも嘘を後悔する頃には、もう高瀬との関係が大切になり過ぎてた」

「大切?」

 先生の指先が、ソファーに落ちていた俺の左手の人差し指をふにと摘まんだ。

「高瀬とおやすみって言い合って眠ることが、俺には堪らなく幸せだったんだよ」

 先生の言葉で、胸がじわっと温かくなった。

 毎日の終わりに先生のおやすみを聞くことが、何度俺を安心させただろう。

「……それ、俺も同じだった」

「そう?」

 驚く先生に頷く。

「よく眠れるから」

「うん、同じ」

 微笑まれて少し鼻先がくすぐったい。

「他愛無いやり取りから始まったね。初めはしょうもないことばかり送ったと思うけど」

「うん。靴下が擦り切れそうとか、卵が高いとか言ってた」

 くすくすと自分のと先生の笑い声が重なる。

「気が紛れたらいいと思ったんだ。俺と話すことで、少しでも明日が怖くなくなればいいって」

「ちゃんと効果あったよ」

「そう?」

「うん。わざとしょうもないことばっかりなのも分かってた」

 先生が笑って、少しホッとする。

「学校が始まって、俺には想像もできないような悩みや不安を打ち明けてくれて、慎重になるべきなのに、嬉しかった。そのままでいいって高瀬を肯定しながら、こうして必要とされるなら、自分も生きていける気がした」

「え?」

 驚く俺に、先生が首を振って否定する。

「ああ、死にたいなんて思っていたわけじゃないよ。でも、永遠にあると思ってた思いやりの行き先が急に消えてしまって、毎日が息苦しかった」

 永遠が、急に。

「だから、高瀬の感じる寂しさを俺が埋められたらいいと思ったんだ」


 鳩尾を上がってくる感情が、何色になろうか迷っている。

 先生が嬉しいことを言ってくれている。俺の都合のいい想像通り、先生にも俺が必要だったって。おまけにさっき摘ままれた指先が先生のと絡んでるのが気になって、変にドキドキしてしまう。

 それでもこの都合のいい想像を続ける訳にはいかない。

 愛する人を失う悲しみは、俺にはまだ想像できない。それに、先生と俺には大きな違いがある。


「誕生日に抱きしめた時、これは高瀬のためじゃないって分かった。俺に高瀬が必要なんだって」

「先生に?」

「そう。孤独な俺の人生に、高瀬が欲しかったんだよ」

 微笑まれて息が止まった。

 待ってよ、欲しいってどういう意味だ?

「高瀬?」

 ぐぐっと頭を下げた俺に、先生が声を掛けてくる。

「なんかちょっと……混乱してきたかも」

 言うと先生は笑って、「まあそのまま聞いてて」と、完全に俺の左手を握ってしまった。

「……うん」

「高瀬のためだったはずが、いつの間にか自分のための嘘になった。言わないとって思うのに勇気が出なくて。そのくせ高瀬に自立するって言われた時はショックを受けた」

「ショック?」

「そう。もう俺は必要ないんだって」

 驚いて背もたれから起き上がってしまった。

「そんなこと思わないよ! 俺が好きに……なっちゃいそうだったから……」

 先生に見られて居た堪れない。

「距離を取ったら、孝一みたいに友達になれるかもって思ったんだ。先生には、早く大人になるためにとか言った気がするけど」

「そうだった」先生は笑って、「それを俺が引き留めた」と続けた。

 先生はポケットに手を入れて、スマホを取り出した。

 傾けられたそこには、あの日のツーショットが壁紙に設定されていた。

「?!」

「このとぼけた高瀬の顔見ると元気が出るんだよね」

 くすくすと笑う先生の隣で、俺はいよいよ感情の置き所が分からなくなった。

 手は繋がれたままだし、あの日のツーショットが先生のスマホの待ち受けになっている。

「先生……これいつから待ち受けなの」

「あれからずっとだよ」

「は……」

 俺は堪えたのに、おかしいな。

 なにこれ、なんだっけ、えーと待て待て、俺何しに来たんだっけ。

 ごめんなさいは言った。ありがとうはくそったれだってことになって、えーと、あ! 先生の話を聞きに来たんだ! いや今聞いてる。聞いてたらなんかもうよく分からなくなってきたんだ。

 混乱を加速させる俺の隣で、先生は俺の手をぎゅっと握りながら話を続けた。


「嘘にはずっと罪悪感を感じてた。でも連絡が少なくなって、孝一君のことがうまく落ち着いて、カミングアウトした先輩とも関係が戻って、俺はこのままフェードアウトするべきなのかなって思ってた」

 過去の話なのに、先生を引き留めたい感情が湧く。自分から距離をとったくせに。それに、もう結果は分かってる。

「でも突然連絡が来て、男にナンパされたって言うから」

「はっ!」

「あれは凄く驚いたよ」

 肩を竦めた先生が、繋いだ手を自分の太腿に乗せて笑う。

 俺は手を見ないようにした。

「先生、怒ってたね」

「高瀬も怒ってた」

 言われて胸が痛い。

「あれは……八つ当たり。先生は俺とは違うんだって再認識して」

「俺は正直言うとぞっとした。高瀬があんな行動をするとは思ってなかったから」

「あれは、ちょっと……やけになってたから」

 反射的にむっとして、でも先生の顔がすぐそこにあってぎくっとなる。

「でも八島さんはいい人だったよ。今もたまに連絡くるけど、あれから一切そういう風には誘ってこないし」

 先生の眉間に珍しく皺が寄る。

「いい関係なの?」

「うん。いい、友人関係」

「そう」

 ホッとした顔の先生に、俺までホッとしてしまった。でも……。

 変だな。肩がくっ付いてるんだけど、これって変だよな。

「ね、先生。ちょっと距離が……」

「距離が?」

 すぐそばで先生の顔が俺を振り返る。

「近いって言うか、あと手も……」

 汗かいてきちゃってる。

「怖い?」

 ますます顔が近付いて、俺は声が裏返った。

「怖い? っていうかその……」

 呼吸が浅くなってきたかも。

「もう少し耐えて」

 くすっと笑った先生が手を離してぽんぽんと俺の太腿を叩いた。

「な、な、なんで?」

「ちょっと、最終確認中だから」

「はあ?」

 全然意味がわからない。でも先生はなんだか楽しそうに俺を見ている。それには嬉しい気持ちがする。

「あの日、気持ちを伝えてくれて凄く嬉しかったよ」

「告白のこと?」

「うん。でも、受け止めてあげられる状態じゃなかった。まだ嘘をついていたし、奥さんのことは思い出せないし、自分のために高瀬を必要としているのかもって思ったんだ」

「俺のために分からないふりをしたんじゃないの?」

「どうかな、関係を壊したくないっていうのもあったけど、もう少し時間が欲しかった」

 時間。時間があったらどうなるんだろう。あれからもうずいぶんと経ったけど。

 受け止めてあげられる状態になったら、先生はどんな答えをくれるつもりだったのかな。

「ああ」

 頭を抱えた俺に、「どうしたの?」と、声が掛かる。

「ちょっと……都合のいい自分が出てきた」

「どんな?」

「内緒」

「内緒か。ま、嘘よりはずっといいよね」

「え?」

 顔を上げた俺の頬に手が触れた。

「先生?」

 大きくて温かい手、俺の瞳の奥を覗いてくる眼差し、先生の唇が、少し何かを言いたそうに開いている。

 変だ。やっぱりこれは変だと思う。

 思わず鳩尾を手で押さえた。

「あ、あの……」

「ちょっと目が疲れたから、メガネに変えてくるよ」

「え、うん」

 立ちあがった先生は引き戸を引いて、パッと明るくなった洗面所へと入って行った。

 俺は鳩尾を押さえたままソファーに横になって、前の何もない空間に目をやった。

 先生の座っていた場所の温もりを感じながら、過去のことを考えようか、これからのことを考えようか迷う。

 俺が先生に必要な存在だったことは嬉しい。でもそれは大切な人を亡くしたからで、俺がその悲しみから目をそらせるくらいのイレギュラーな悩みを抱えていたからだ。

 今もこの部屋はとても寂しい感じがするけど、俺のことが欲しかった先生はまだここにいるのかな。

 ああ違う。

 都合のいい妄想はもういい。

 大切なのは俺がゲイで、先生は違うってこと。

 先生が言いたいのは、俺が先生の寂しさをいくらか軽くする存在だったってことだ。

 俺のための嘘だったのに、利用したように言って、優しい人だな。

 ふふっと笑うと鼻がつんとして、下になった左目に涙が滲んだ。


「眠いの?」

 声を見上げると、懐かしい眼鏡姿の先生だった。

「あ」

 起き上がって先生に席を返す。

「最近は別のを掛けてたんだけど、久しぶりに」

「懐かしい! 紺色のポロシャツだし。なんでも悩みを聞いてくれる中屋先生だ」

「今後も高瀬のお悩みは二十四時間受け付けるよ」

「ほんと?」

「もちろん。嘘は無し」

 頬と口元が上に上がってしまう。嘘は無しだって、嬉しい。

「高瀬」

「うん?」

 顔を向けると、先生が微笑んでいる。


「最近の人生はどう? 上手く行ってる?」


「…………」


 ああ、鳩尾が痛い。頑張れ俺。

「うん。今日ね、菊池と熊田にもカミングアウトした」

「そうなの?」

 驚く先生に笑って見せる。

「それにね、中学のサッカー部の直と健人に会った。俺、あんな風に辞めちゃったから二人は怒ってるって思ってたんだけど、二人は自分たちのせいだったかもって気にしてた」

「そうか」

「ちゃんとそうじゃないって言えて、本当よかったって思った」

「うん、よかったね」

 髪が撫でられて、嬉しさを味わうためにちょっと目を閉じる。

「だから、ゲイの青年の人生は順調。学校も楽しいし、勉強も問題ない。友達にも嘘が無くなった」

 真っ直ぐ先生を見る。

 初めて見る、おやすみの時刻の先生を目に焼き付ける。

「先生にもまた会えてよかった。謝れて」

「謝ることなんてないって言ってるのに」

「じゃあありがとうって言うね、ずっとそばにいてくれてありがとう」

「それはいつも言ってくれてたよ」

「そうだっけ」

「うん」


 鳩尾から上がってきた感情が胸を強く痛めつけている。

 俺にはこの人を友達と思える日はきっと来ない。

 ずっと俺の特別な人だ。この先もずっと。


「先生の今の人生はどう?」


「…………」


 初めて先生が言葉を失くした。俺は続けた。

「仕事は楽しい? 夜は眠れてる? 前より身体ががっしりして見えるんだけど、どうして?」

 俺の顔を眺めていた先生の唇がそっと開いて質問に答えてくれる。

「学校にジムがあって、そこでちょっとトレーニングを始めたんだ」

「いつから?」

「去年の冬から。仕事は楽しいよ。トレーニングのお陰かな、夜もちゃんと眠れてる」

「そっか、良かった!」

「長く疎遠だった友人とも会うようになってね」

「へえ! 嬉しいね!」

「ああ」


 そっか、良かった。先生はもう一人じゃない。俺ももう、一人じゃない。

 ちゃんと言わなきゃ。熊田にも言われたし。もう嘘はないんだから。



「先生、俺まだ先生が好き」



 目を見て、のちのち後悔しないように。


「多分ずっと好きだと思うから、友達にはなれないと思う」


 あ、涙が落ちちゃった。


「だからもう会えないのはすごく寂しいけど、先生のお陰で一人じゃなくなったから、なんとかやっていけると思う」


「高瀬……」


「本当に、今までありが──」



 ふに、と指先に唇を押されて言葉が堰き止められた。



「そのまま、俺を好きでいて」



 ぱたぱたっとふた粒落ちて、涙が止まった。


「十八歳になって、高校を卒業するまで。そうしたら、俺からもう一つ言いたいことがあるから」


 言いたいこと?

 なんだろう。

 痛かった胸ががうずうずしている。

 でも、でも、そんなことがあるはずがないし。

 動揺する目をもう一度先生に向けると、やっぱり優しい笑顔がそこにあった。


「高瀬がいないと、毎日が凄く寂しい」


 俺の唇を押していた指先が離れて、先生の唇に触れた。


「きっとこれからもそうだって思ったんだ」


 声の出ない俺をすぐそこにある瞳が放してくれない。

 また涙が溢れて、心臓がドキドキ鳴り出している。


「……本当に?」

「嘘は無し」

「気の迷いとかじゃない?」

「たくさん考えたよ」

「でも……俺、男だよ?」

 ふっと笑った先生の手が俺の両手を取った。

「何度も、高瀬の手に触れたいって思った」

 ゆっくりと顔が近付いてくる。息ができない。

「さっき顔を寄せたらどう思ったと思う?」

「わ、分かんない……」

 心臓が喉を上がってきてる気がする。

「本当に? 一つも想像もつかない?」

 前髪が触れて、額に体温を感じる。眉間が痛い。

「つ、くけど……母さんが、人を好きになると自分の都合のいい想像をするものだって」

「あははっ!」

 ギャーーーーーッ!!!!

 笑う先生の顔が肩に乗っかって、くすぐったすぎて心の中で絶叫してしまった。

「高瀬のお母さんはよく分かってるね」

「確かにそうだなって俺も思うから……」

 心拍が1500mを走り切った時並みに速い。走ってないのに喉まで千切れそうだ。

「高瀬」

 呼ばれて身体がまた温もりに包まれる。

「……はい」

「これからも俺のそばにいて」


 それはもう告白なんじゃないのと思ったけど、深く考えるのは止めて、大人の先生のためにただ頷いた。

 また涙がぼろぼろと出てきたけど、頭の中は卒業後に先生がなんて言ってくれるのかってことが楽しみで、花火大会が始まっていた。








 時刻はいつの間にか二時を回っていた。そしてなんと、俺と先生はベッドの上にいた。


「告白は来年の三月を待つのに、一緒のベッドで眠るのはいいの?」

「床で寝かせるわけにもいかないし、うちのソファーは寝るには小さい」

「そうだけど」

「高瀬のお母さんが言うように、住宅街とはいえ夜は危ないからね」

「まぁ……」


 さっきスマホを確認したら、母さんから、『遅くなるなら泊めてもらいなさい』とメールがきていた。

 好きな人の家に行くって出た息子に言う言葉だろうか。しかも奇跡的に結果は違ったけど、本来なら泣きながら帰宅するはずだったのに。


 微かに先生が笑うのが聞こえた。

「なに?」

「まあ、俺とのことはゆっくり考えて」

「なにを? 俺は先生が好きなんだけど」

「好きの先だよ。俺は年齢も離れてるし、きっとゲイの人のようには共感したり寄り添ってはやれない」

「それは……もう実績があるから」

 考え直す余地があるように言われてつい口が尖る。

「大丈夫そう?」

「うん。ってかしばらくは無理だよ。まだ頭ん中で花火が上がってるんだからさ」 

「そっか」

 くくっと笑った先生が、ふわあーとあくびをする。

「眠れなそうなところ悪いんだけど、俺はもう限界だ」

「あ、うん眠って。お疲れ様」

「高瀬、あれ言ってくれる?」


 あれ? と思ったけどすぐに思い付いた。

 言おうとすると胸がときめいた。

 すぐ横にある先生の横顔を眺めて、これはあれだと思った。八島さんのワープ話を聞いた時に言ったあれだ。


「はー」


「高瀬?」

「ううん、なんでもない。先生、おやすみなさい」

「おやすみ、また明日」

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