第5話 町へとくり出す
資料室には、奥の方で一心になにかを書いている人がいるくらいで、静かな場所だった。
資料室に、この辺の地図が飾ってあったので、確認する。
この町は王国の中でも東側……帝国との国境である山脈から割と近くにある町。
国境が近いようにも見えるが、山越えが厳しく、回り道をしないといけないので、地図では国境から最寄りに見えるが、実はもっと近い市街がいくつかある。
迷宮ダンジョンが二つほど、半日程度で行ける距離にあるため、冒険者には人気の町。
ギルドの冊子には、冒険者の町だと書いてる。とはいえ、冒険者は根無し草でもあり、この町に実際に暮らす人は多くなく、大きな市街になるほどの人口はいない。大きな市街までは馬車で2日程の距離。
王都は……1週間以上と書いてある。……馬車での移動で、いくつかの町や市街を経由するため、直接向かうならもう少し早いのか……歩いて移動する場合の記載はないので不明。
結局、資料室で地図やこの町のことを確認していたら、講師のレオニスさんが戻ってきたので、大したことは調べられなかった。魔物の分布とかも資料になってるらしいので、時間があるなら確認しにこよう。
「行くぞ」
「はい、お願いします」
町を簡単に案内してもらう。外観は中世ヨーロッパ風。石造りの家が多いが、レンガを使ってるところもある。日本の木造建築のような家はない。
この町は扇のような形をしている町で、町の奥、中心には領主の館がある。
町の入り口は3つ。東・中央・西に門が立っていて、それぞれ門番が警備している。
最初に町に入ったときに使った門が東門。
東門のある東地区は比較的に冒険者が多い地域。冒険者ギルドもあるし、手ごろで安い宿や酒場、武器・防具を扱う店とかは東側に揃っている。冒険者が多い場所で、若干治安が悪いそうだ。
中央門がある中央地区は、領主の館まで真っすぐに大通りが通っている。その大通りに対し直角に2本の大通りが交わっていて、中央一区、中央二区、中央三区と区分けされている。
中央一区が領主の館に近く、高級店が多い。この地区で問題起こしたら、速攻で警備に捕まるので注意。
中央三区は門に近く、お値段手ごろで日用雑貨から食べ物まで色々と揃う市場があり、活気づいてるとのこと。中央二区は、冒険者ギルドを除く各ギルドが置かれているオフィス街のような場所。
東地区から中央二区に入り、歩いていると、「ここだ」と言われ、おしゃれな洋館のような店に入る。
中に入るといくつかの窓口がある。窓口に向かうのかなと思ったら、店員から声がかかった。
「あれ、レオニスさんじゃないですか。こんな昼間から若い子連れて、どうしたんですか?」
「部屋探しだ。ちょうどいい、対応してくれ」
「部屋探すなんて、浮気ですか? 奥さんにチクっちゃいますよ?」
「はぁ、俺はこんなガキにようはねぇ。こいつに部屋を貸してやってほしいんだ。俺が保証人になる」
「え~怪しすぎて貸せませんよ。奥さんの許可取ってきてください」
どうやら、不動産屋のようだ。顔見知りのようでそのまま声を掛けてきた店員のいる席にむかう。
それにしても……レオニスさん、40歳代に見えるし、既婚者なのもわかるけど……私、見た目、10代だよね?
こっちの世界だと、ロリコンは犯罪じゃないのだろうか……。
私は……元の世界ならね、そこまで年齢差が大きくないとは思うけど。現状は結構な年齢差だけど、普通なんだろうか。
でも……正直、好みではないな。マッチョが好きという性癖はない。いい人だと思うし、面倒見てくれて感謝してるけど、絶対恋愛にはならないと断言できる。
「こいつは冒険者の新人だが、世間知らずだし、ほっとくと死にそうだからな」
「あ~まあ、冒険者っぽくないですね。新人にしても……入るギルド間違えてます?」
「あぅ……」
きちんと防具もつけてるし、武器とか盾だって持ってるのに……これで冒険者っぽくないっておかしくない?
普通、武器持ってる人って冒険者とか騎士とかじゃないのかな、ファンタジー世界なら。ここに来るまで歩いてたときも、普通に剣持ってる人なんていなかったけど。
あ、もしかして、四次元ポ●ットみたいな道具とかがあるから、みんな持ち物がないとか?
「こいつは、これでも見込みがあるんでな。俺としても目にかけてる」
「う~ん。でも、ですね? こちらとしてはきちんと毎月お支払いいただかないと信用にかかわるんですよ。冒険者ギルドの保証って、商人ギルドでは大した価値ありませんよ」
「ああ。その点は大丈夫だ。なあ?」
「うえっ!? は、はい。頑張って稼ぎます! 部屋も綺麗につかいます、迷惑をかけません」
家借りるのって、たしかに大変だもんね。信用だけじゃどうにもならないから、賃貸保証会社とかあるわけだ……。まあ、払えるかと聞かれても、これから頑張りますとしか言えない。
「ふ~ん。なるほど。本当に浮気とかじゃないんですよね?」
「こんなガキに興味はない。まあ、知り合いのな……」
「えっと……すみません。いまのとこ、恋愛とかの余裕はないです。ついでに、その……申し訳ないですが、好みのタイプではないです」
「おい」
「わかりました、いいですよ。そこまで言うなら部屋貸しますよ。予算は?」
「月2000Gまでで、調合が可能な家だな」
「え!?」
現在の所持金の倍以上の額に驚いて、声を上げる。
いや、確かに月額だから高くなるのはわかるけど。そんなお金は持っていないので、借金になってしまう。今日、初めてあった人にそんなことするのはマズイ気がする。
「金がないのはわかってる。初月は俺が立て替えてやる」
「冒険者ですよね? 月2000ですか?」
「あ、あの…………相場がわからないので、すみません」
「そうですね……まあ、冒険者って、基本的には家持たない方が多いんですよね。だから、相場と言われると難しいので、一般家庭が基準ですけど。紹介するにしても西区か西奥になるので、冒険者ギルドと遠いですし、結構高いですよ、払えます?」
西区は居住している人が多く、家が立ち並んでいる。さらに、西区の奥も町が続いているが、こちらは郊外……住みにくい地区とのこと。
領主の館には中央区からでないと通じていないので、西区の奥は結構距離が離れているらしい。そして、東区からは遠いのはわかる。
払えます? と聞かれても…払えるだけの稼ぎが本当にあるのか、分からない。
ごめんなさい……。
でも、頑張って稼げるように努力はします。あと……お風呂は欲しい。わがままですみません。
「……わからないです。でも、宿はダメだと教えてもらいました。私の希望としては、調合する部屋と寝る部屋は分けたいのと、できればお風呂が欲しいです」
「調合ですか、なるほど……。なら、妥当な金額ですかね~」
「そうなんですか?」
「一般的には月収が2,000~4,000Gくらいです。冒険者の場合は、能力によりますよ。まとまった額稼いでも、怪我して休んだりします。個人差もあり、正直わからないですね。ですが、薬師は別です。稼げます! 初級薬師でも、需要はあるので大丈夫でしょう。稼げないようなら、商家に雇われるとか方法もあるので」
う~ん。
通貨の価値が分からないけど……一般家庭の月収の家賃って考えると、結構な額だよね。それだけ稼げるのか。
「はぁ……えっと、家賃高いのでは?」
「高いですよ。でも、調合できるならそれくらい稼げるんですよ。この町、冒険者多いのに薬師は少ないんですよね~。それも、大抵がどこかの店の紐付き。供給を調整しているせいで、結構品不足なところがありますから、稼げますよ。あ、お勧めの物件は、こちら。古い建物ですが、井戸もあり、お風呂もあります。少し周囲がうるさいなどもあり、広さの割には安く、月額1700Gです」
悩ましい……。
1700Gってきついかなって思ったけど。
そもそも50Gの宿泊まろうとしてたんだよね……30日×50G=1500G。風呂付だと、すごく高いわけじゃないのでは? いや、でも家賃と宿って違うし、高いよね……。
ただ、調合のために必要な施設と考えたら……ちらりと講師のレオニスさんを見る。
この人は、相場とかもわかってる。今後の私の稼ぎの予測についても、信用……してもいいかな? いや、結構、きついかもしれないけど。
「大丈夫だ。冒険者は危険が伴う分、稼ぎがいいからな。ソロなら、分配を気にする必要もないから、調合と合わせて、サボってばかりじゃない限り十分稼げる」
大丈夫だと確信をもっているようだ。
まあ、講師してるくらいだから、冒険者のことはよく知っているだろう。ここは信じるしかない。
「わかりました。それでお願いします」
オススメされた物件で決めてしまった。
即断即決……きちんと調べないで、こんなことして大丈夫なのか、ちょっと不安はある。調合ができる部屋というのが限られているなら、この出費も仕方ない。
「即決でいいんですか?」
「その……とりあえず、寝場所確保できるのであればそれでいいです。他にも色々と準備したりしないといけないので。頑張って稼ぎます」
「う~ん。大丈夫です?」
「逆に、こいつを宿に入れるとやばいだろ。女に飢えた奴らばかりのとこに、こんな奴いれたら……わかるだろ? 真面目に、仕事をえり好みしないで、きちんとこなしていれば大丈夫だ」
「まあ、確かにそうなんですよね。調合できるなら金銭も何とかなりますから。案内しますね」
どういうことだろう。
この世界、宿に泊まるのでも身の危険があるほど治安悪いんだろうか。犯罪は、警備につかまると聞いたのに、危ないのか?
案内してくれる二人についていきながら、周囲を観察する。
都会ではないので、人が多いわけではないけど、そこまで治安が悪そうには見えない。何処かに問題でもあるんだろうか。
不動産屋の建物から、10分歩いて、西区の外れにある民家についた。
悪い場所ではなさそう……とはいえ、西門に行くのも10分くらいかかり、不便な地域になるとのこと。そもそも、薬を売るなら中央区や東区が多いので、ここに店を持っても、よっぽどいい腕じゃないと売れないそうだ。
ここら辺の一帯は作業所が多いみたいで、居住地区ではない。お客になる町人はほぼこちらには来ない。
ただ、商家に卸す分には問題がない。目の前には商業ギルドで確保している馬小屋。
馬小屋の横には倉庫のような大きな建物から大量の荷物を運び出している。運び出した先には馬車が何台も並んでいて、大きな声で指示を飛ばしている。
馬車用の馬をまとめて管理しているそうだ。現代でいう、運送拠点となるターミナル。各商家がまとめて、ここに荷物を一度置いて、受取・発送しているそうだ。
ちなみに……ちょっと獣くさい。馬小屋の方から漂ってきている。
その先には西門ではなく、業者用の裏門が近い……。そっちの出入りは馬車のみで使えないから、西門まで行くしかない。
要するに、この場所は町の中でもかなり奥まった場所で、一般人はあまり来ない。
ついでに、お隣は鍛冶屋。ハンマーの音なのか、カンカンという音がずっと響いている。
人通りが少ない割にはにぎやかというか……結構、煩い。トンカチの音と馬のいななき、馬車の音……。これ、暮らしていくにはきつそう……。
「どうですか? 1階が店舗兼物置+お風呂、2階が居住スペースでキッチンとダイニングに寝室が二つ、地下が調合などをするための作業場ですね」
「広いですね……あと、中は静かです」
紹介された家は、中に入ると快適だった。防音効果があるのか、外の音を遮断しており、騒音を感じない。大きい家で、地下と2階があるなら、一人で住むなら豪邸だった。外の喧騒にちょっと辞退しようかと思ったけど、これならいい。
「そうですね。まあ、外がうるさいので前に住んでいた方が防音加工しているそうです。ただし、店のドアが開いたらうるさいですよ。あと、頑丈だけど古い家です。ここら辺は人通りも少ない地域ですし、日常品の買い物とかも結構遠くなります。ただ、調合は匂いの問題があるので、条件としてはかなりいいお部屋です。以前も店だったので、そのまま店も開けますよ」
「わかりました。その……店を開く予定はないので、改築は可能ですか?」
「出るときに元に戻すのが原則ですのでそれが可能であれば、大丈夫だと思います。一応、家主に確認取りますけど」
「わかりました。よろしくお願いします」
鍵を預かって、不動産の人もレオニスさんも帰っていった。契約については、店に戻り、そこでレオニスさんが契約するらしい。保証人で、お金も払うので、レオニスさんが契約したほうがスムーズ……いいのか? 私では払えないのでお願いするしかないけど……なんだか、そこまでしてもらうのも申し訳ない。
「……今はお言葉に甘えるしか、ないかな……。借りがたくさん……返せるかな」
騙されていたとして……すでにお金もない。出来ることもない。
考えても仕方ないことだから、出来ることをしよう。そして、いつか恩返しができるようになる。
住居を確認してみる。
1階は店舗と言っていたが、小さな店のカウンターがあって、その後ろにドア、大きな部屋には、これでもかっというほど、本棚や棚で埋め尽くされた部屋。棚は空だけど、本はそのまま置いてあるのかな。だいぶ埃をかぶっている。
これは、部屋を掃除しないと駄目だ。埃だらけで体に悪い。
確か、聖魔法の浄化には汚れを取り除く的な説明があったはず。汚れたものを綺麗にするのであれば、埃とかにも効くだろか。
……と思ったけど。
直感がするから、止めよう。今じゃない……よし、とりあえず全部見てからにしよう。
1階は、入口に小さなカウンターがついた部屋、奥が棚や本棚がたくさんある大部屋。
部屋は広いがほぼ棚で埋め尽くされてるので狭い。
あと、お風呂。広い……けども? なんか不思議な匂いが充満してる。あと、ロープとか張られてるし……ここで干したり、蒸したりしていたとか?
窓開けて換気をしておくけど、匂いがすごいので、すぐには使えないかもしれない。
地下は、錬金術のイメージ通りの大釜がドンっと真ん中に置いてあり、端には机やソファーなどもあり、いろいろと物が置いてある。危険そうな物はないようだった。
調合するとだけ伝えて、錬金のことは話さなかったけど……ここって、錬金術士の家に見える。器具を使っていいのか、いらないものを破棄していいのか、今度相談してみよう。
2階は、キッチンとダイニングと寝室が二部屋。埃っぽいので、これじゃ寝られないけど。魔法は……うん、うん、いける。今度は何も警告みたいのがないから、発動してみよう。
「えっと…………浄化〈プリフィケーション〉……でいいのかな。呪文とか……あ、発動し……あれ?」
急に意識がくらっとして、その場に膝をついた。目がちかちかして、動悸がして、めまいで立っていられない。吐き気もする。そのまま座り込んで目をつむって休んでいたが、ようやく吐き気が収まってきたので立ち上がる。
部屋はすごくきれいになっていた。埃とかないし、これなら今日寝るのも問題が無さそう。
でも、なんで急に……あ、魔法使ったからMP切れだろうか。
慌ててステータスを確認する。
MP 28→0
一気にMPが無くなっていた。
寝室だけで、キッチンとかは汚いままだから……もし、1階の大部屋で使ってたら、危なかったのか。
浄化はMPかなりの量使うのか……部屋が汚いせいもあるかな。この部屋だけすごくきれいになっている。部屋全体を浄化したから、MPが枯渇したのか。
魔法を唱えると対象に対して、必要なMPを一気に放出するのか。他の魔法もだけど、後で試してみないと仕様がわからない。
とりあえず、部屋を普通に片づけた後に、魔法かけてみるのが、いいかもしれない。
「辛い……枯渇状態にならないように気を付けないと……」
初めての枯渇状態……結構辛い。
掃除するのは少し休んでから……立つのもしんどいから、横になって冒険者ギルドのルールも確認しよう。
ふむ……。
ギルドの掛け持ちは禁止。変更は可能だが、変更する場合には解約・契約の双方に手数料がかかる。
冒険者ギルドは1年間お仕事をしないと脱退処分となる。脱退処分後であれば、ギルド移行にお金はかからない。ただし、やむを得ない事情がない限り再契約不可。
冒険者ギルドではお仕事をした量によって、等級が上がっていく。
FからSまであり、仕事をすれば上がっていき、しなければ下がっていく。
また、受けられるお仕事をクエストといい、クエストにも等級がある。
自分の等級から下は2等級、上は1等級まで受けることができる。ただし、恒常クエストは、ランクなしで、だれでも受けていい。
パーティーを組んだ場合のクエストの受注は、全員の平均等級になる。
とりあえず、パーティー組む予定はないから気にする必要はない。
等級は個人ごとで、基本的にはFランクから。騎士学園卒業生とか魔法学園卒業生とかだと、EとかDになることもある。等級が上がるのは、ギルドが決めるらしい。詳細は非公開。クエストをこなしていればいいわけじゃない、ってことだろう。
ちらっとみたギルドの掲示板、C~Eまでのクエストしか貼ってなかった。Bランク以上には個別でクエストを渡すとかなのか……う~ん。SランクとかAランクがどれくらいいるのか、あの時に聞いておけばよかった。
あとは、緊急時にはギルドの命令に従わないといけない。町にある大きな鐘楼から、いつもと違う音がなったらギルドに駆け付けなくてはならない、らしい。
いつもの音もわからないけど……まあ、それはいいや。あとで確認しよう。
大まかなルールはこんなとこ。あと、ギルドは国で管理しているから、この国なら他の町でも身分証となるが、国が変われば使えないことがある。
町の外でのルール
他の冒険者が戦っている魔物を奪ってはいけない。ラストアタックした人ではなく、最初に戦い始めた人が戦利品をもらう。
魔物を他の冒険者に嗾けてはいけない。自分が逃げている途中でばったりでもダメ。
採取ポイントを占有してはいけない。ずっと同じ場所に待機して陣取るのがダメで、見つけた場所を報告しない分には問題なし。
冒険者同士で殺し合いをしてはいけない。決闘をする場合は、ギルドの立会いの下で行うこと。
町の外にて、一般人が助けを求めている場合には、可能であれば助ける。ランクが低く難しい場合は、救援を呼ぶこと。
橋などの建造物や道などが破壊されているなどの異常が確認された場合には、ギルドに報告すること。
迷宮ダンジョンでのルール
ダンジョンに入る前に名簿に名前と日付を記入し、ダンジョンを出たときには、名簿に帰還した日付を記載すること。
ダンジョン内で宝箱があり、入手した場合には、入手物について報告をすること。
ダンジョンボスとの戦闘は、先着順で行い、順番を守ること。
う~ん。
ルールは守るつもりだけど……理由が分からないのがいくつかあるかな。
クエストを受けるときに、マリィさんとかギルドの受付の人に確認してみよう。
難しいルールとかは無さそうだから、ルール違反とかもしないだろう。
やっていける目途が付いてきた。
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