個別評その5。わからない問題
応募作を読み進める間、★をつけていたことは書きましたが、
中には、え……わからん、という場合もあり、そういうときには、「わからない」としていました。わからないの種類は様々なのですが、主には「どう扱っていいかわからない」という感じです。
以下は、電子書籍でアンソロジーつくるなら入るのでは、という「わからなさ」をまとめたものです。
■「ナイスバルク! 〜筋肉に愛された少女と筋肉を愛する冒険者の物語〜」縁代まと
https://kakuyomu.jp/works/16817330654363496521
大変面白いと思います。勢いも。
でも……どうしようか、という感覚になった、と。
■「はりがみ」黒糖はるる
https://kakuyomu.jp/works/16816927860110649791
とても楽しいです。
紙の小説として読むと繰り返しが多く思えそうですが、別にここは紙ではないですし。ウェブ小説とはなんぞや、と考えるとともに、電子書籍とは何か、と色々考えることになりました。
■「おじいさんたちの冒険」滝口アルファ
https://kakuyomu.jp/works/16817330669184733150
かなり好きなんですよ。
でも、どうすればいいのかわからない……。
■「マルシェに行こうよ」秋冬遥夏
https://kakuyomu.jp/works/16817330664831172925
うん。面白い。そして、どうしていいかわからない……。
構成が、とか、もっと親切に書いた方が、ということではないと思うわけです。
■「高杉晋作 vs スーパーロボット」てこ/ひかり
https://kakuyomu.jp/works/16816700429315536713
いや、面白いですよ。
でも、これはどこのカテゴリに入るのか。
なにもカテゴリに入れなくてもいいのですが、ええっ? っと困って、「わからない」となった、と。
■「Limbo」惑星ソラリスのラストの、びしょびし...
https://kakuyomu.jp/works/16817330668121603643
なに!? っていう。
■「カレー工場の秘密」沢田和早
https://kakuyomu.jp/works/16818023211922217790
タイトルから、そうかなー、と思うじゃないですか。
そのとおりなんですよ。
いさぎよい。
■「ダイエットをするつもりが最悪ヒロインたちに振り回されているんだが」仲乃斉希
https://kakuyomu.jp/works/16817330658474762795
えっ、てなると思うんですよ。
■「同じ訳ないじゃん笑」ポテトマト
https://kakuyomu.jp/works/16817330665771524618
純粋に、なんだかよくわからない。でも、とにかく力は感じる、という場合もあります。
■「危なかったですね」たけちー
https://kakuyomu.jp/works/16818023211910664911
ほとんど破れかぶれなんですが、謎の勢い制御能力があって、なぜかまとまってる感じがする、という。
■「虐げられた貯水槽」富山屋
https://kakuyomu.jp/works/16817330668885172240
ん……わからない……けどなにかできてるような気もする。
■「信長病」真里谷
https://kakuyomu.jp/works/16818023211834046132
比較的、わかります。
自分でも「去年、本能寺で」という連載などをしており、でもやっぱりわからない感があります。
■「ッ!メッリーッさッん!いまッブラッジルッにッいるのかいないのか晴明!!ご注文承って!」久佐馬野景
https://kakuyomu.jp/works/1177354054895187660
勢い勝ちなんですが、結構、この勢いだけでいけているんですよ。よくわからない。
すごく笑いました。
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