個別評その3。星5をつけたもの

今回星をつけながら読み進めていたのですが、

星5をつけたのは3つでした。

その3作は、


『女王の冠』オキタクミ

https://kakuyomu.jp/works/16817330669249568847


『7が3を殺した』ちくわノート

https://kakuyomu.jp/works/16817330666890846975


『ペンギン先生の講義』みらいつりびと

https://kakuyomu.jp/works/16817330666678580289


でした。

じゃあ、その3作で最終選考を争うのでは?

という話なのですが、「楽しく読んだ」というのと、「賞……」というのは不思議なことに、また違う感覚です。『女王の冠』、好きなのですが、3300字強というのがどうしても、他作品と並べたときに抜き切れないという想いが出てきます。

『7が3を殺した』もまた、とてもよくできています。ただ、9999字を使い切ったところで、結果的に理に落ちたか、というところが最後まで引っかかるところでした。そのオチだけであれば、もっと短くするという手がありうる、という気持ちは浮かぶ、ということで、理に落とすなら、もうひとひねり、入ったのではないかなあ、というところが、評価を鈍くしました。

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