第17話

「その書き込みって?どんなの?」


「メールするよ」


「よろしく」


どうせ捏造かなんかでしょ。

マネージャーからのメールを開くと、まとめてあった。


「ミックスジュースのブルーベリーちゃんにそっくりな女の子が接待してくれた!」


「ブルーベリーちゃんに似てる子がいてびびった!サービスしてくれるなんて最高!」


なにこれ。ありえない。作り物だ!

ムカつく〜あいつ!ブルーベリーに罰与えるってか!最低〜


このメールを、零にも帰ってから見せた。


「ね、これ最悪でしょ?関係ないのに」


「これは…もしかしたら、風俗店への書き込みかもしれません」


「え」


どういうこと?


「評価みたいな感じでしょうか。星もついていて…ここにサイト名なども書いてあります」


「…えー、でも似てるってだけでしょ?」


「そうですが、あまりよくはないのかもしれません」


「イメージか…」


くそー!あの野郎!


「ブルーベリーのせいじゃないのに!仕事させてもらえないなんて、最悪!」


「仕事は、月給ですか?」


「出来高」


「それは大変ですね…」


「ブルーベリーは、歌得意なのに。個人では仕事してないしねー、まじ、あの野郎許さん」


「あ。モデルさんはできないんですか?」


「は?モデル?」

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