第3話
「モデルを辞めた理由は、不倫とかですか?」
「は?違う。遅刻してたらしいよ?でもー、またやってほしいって。てか、人手不足らしいからね」
「じゃあ、誰でもいいんですか?」
「それは違うみたい。零に写真送ってくれるみたい」
「え、写真?」
スマホを零が確認する。
「あ、この女の子らしいですね」
「…あ」
女優のさとこに似てる。実際に見たことあるから間違いない。…確かに確実に売れる顔だわ〜。
「…こんなかわいい子が学校にいるかなー?他の学年とか全然知らないからなぁ」
「同学年ではないんですか?」
「一個下らしーよ」
「なるほど…」
「もしいたら、このかわいい子と友達になりたいなぁ。まぁ、カエさんが1番かわいいけどね!」
カエさんは私の大親友。学校辞めちゃって悲しいけど。んー、会いたい〜
「さっちゃんは、かわいい女の子が好きなんですね」
「もちろんでしょ?」
「僕はさっちゃんが1番かわいいと思うのですが」
「はいはいありがと」
「この女の子の性格がもし悪くても、友達になりますか?」
「まーその時次第?」
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