第22話 家族とジー👀

【それで、花火大会🎆はどうだったの?】


美咲が申し訳無さそうに…


【私が張り切りすぎて、裕二に…】


【違うよ、俺が体力無いばかりに】


詳しく説明したら、両親は笑って、


【裕二、昔っから体力なかったもんね〜お父さんに似ちゃって】


【それは違うだろ!!俺は水泳部だったぞ】


【いつの話だか…過去の栄光って訳だね】


【それはお前に言いたいよ!!】


【はぁ?私はレギュラーだったよ。あの時は陸上部で部長で、あんたとは大違い!!】


俺の話から何で方向ズレた?


美咲は、


【お母さん陸上部だったんですね!!道理でスタイルいいと。だからこの服もサイズピッタリで】


【もう履けないけどね、ショートパンツなんて。念の為取っておいて良かった〜】


【これ細いですよ。これ履けるなんて凄い!!】


親父と俺は…ジー👀 美咲、スタイルいいんだな。


【こら、お父さん、裕二!!何みてんの!!】


親父のせいで俺もお袋に叱られた。見てはいたが…


【お母さん、いいですよ。減るもんじゃないし、それに私もこの服気に入ってるから】


 ジー👀 今更気がついたけど、美咲って何で俺が彼氏なんだろう?


【美咲ちゃん、娘になってくれないかな?】


親父、何言い出すんだ?酔ってるとはいえ。


【はい。いいですよ。でも、ずっと娘でしたけど。はい、ビール🍺】


【こんな素敵な娘…😭裕二、美咲ちゃん絶対に手放すなよ!!何かあったらお前が悪いんだからな】


 そんな手放すことはしないけど…結婚してる訳じゃないからな〜


ジー👀


【裕二、気になるの?私がこの服着てるのが?】


ヤバい…目👀が無意識に…


【いや、変な意味はないからさ。花火大会🎆ごめん。ほとんど見れなかったでしょ?】


【見てたよ。裕二の可愛い寝顔と一緒にね】


美咲、何言って…俺の両親の前で恥ずかしい。



……………………………………………………………



なんだ?この沈黙…余計に恥ずかしいけど。


【裕二、お前、美咲ちゃん結婚しろ!!】


親父、ビール🍺ストップ!!


【お母さんも美咲ちゃんと結婚してほしいな】


お袋までなんてことを…


確かにこんな優しい娘にはいないよな。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る