第17話 ユキのいたずら
俺達は暫く走って到着〜もっと乗っていたかった。
この夏はもうここには来れないな。寂しい…
ユキさんが、迎えに、
【お帰り〜シャワー浴びたらテラスに来て。準備しておくからね。お腹空いたよね】
【ユキさんありがとう。裕二、先にシャワーいいよ。ユキさんに話したいことあるから】
【解った。じゃ、先に】
ふー、気持ちいいね〜🚿
……………シャワールームを挟んでの会話…………
【裕二くーん、服ここに置いておくね】
※ドキッ!!※ るいさんか?開けないよな?
【あ、あ、ありがとうございます。シャワー🚿借りてます】
【開けないから大丈夫。ここに来る友達のだから、サイズ合うと思うけど、それ返さなくていいから着ちゃって】
ここに来る友達、るいさんの彼氏ってことかな?
【その服って、るいさんの彼氏さんのですか?】
【違う!!違う!!!ただの友達だから気にしないで】
【はい。じゃ遠慮なく】
【………】
何か沈黙が、どうしたのかな?扉の外にるいさんの気配が残ってる。まだいるんだな…
【るいさん?そこにいますか?】
【あっ、ごめん、もう出る?】
【あっ、いえ、何かあったのかなって…】
【裕二くん、雰囲気感じ取るの凄いね】
【そんな、別に、どうしたんですか?】
【いいのいいの、こっちのこと。じゃ、食事、もうすぐ出来るからね。これ洗っておく】
これ?あっ、それは!!
【るいさん、俺が持ってくので…るいさん?】
もう、あ〜あ…俺の水着、ラッシュガード、さらにいろいろ…
何もかも、汗だくじゃーん…
……………………………………………………………
【ふー、すっきりした〜美咲、シャワー🚿は?】
【おっそーい!!シャワー🚿でどれだけ入ってるの!】
【ごめん。ほら、俺、神経質だからさ】
少し怒りながら、美咲はシャワールームに。
目の前には、なかなかご馳走じゃん。
ちっ、インストラクターもいやがる…
【裕二くん、さっきはあんな言い方すまなかった】
【いえ、別に…】
合わないんだよな〜この、はると、って人は。
あれ?食べていかないのかな?出て行っちゃった…
……………………………………………………………
【ねっ、これ、凄くない?これ全部、るいが作ったんだよ!!】
【そうなんですか!!凄い。ユキさんも何か作ったんですか?】
【ん〜、とね、え〜と、これ…かな?】
ん、サラダ?これは普通のサラダ?というよりも、
ベビーリーフ?洗うだけの?
【そ、そうですか…すみません。ユキさんはそうですよね、ホール担当ですもんね?それぞれ役割があって】
変なこと聞いちゃったな…
【あの、裕二くん、はるとのこと悪く思わないで。あの洞窟っていろいろあって。事情詳しく説明出来ないんだけどさ。ツアーの人達には注意喚起してるの。もちろん洞窟以外は何も問題ないいい場所なんだけどね】
ユキさんの真剣な表情素敵だ!!…いかんいかん、そんなことは置いといてしっかり聞かないと。
【はい、言われていて忘れてた俺達も悪いから。すみませんでした。ユキさん、はるとさんと付き合ってるんですか?】
ユキさん、明らかな動揺…解りやすいな。
【な、な、そんな、こと、ないって…あー、暑いね。エアコン効いてないのかな?ちょっと…】
あっ!!危ない!!!ユキさん。
※ガターン!!※
段差を踏み外した!!とっさにユキさんを支えて、
セーフ。危なかった〜
【裕二くん、ありがとう】
【怪我なかったですか?】
【うん。大丈夫】
いい香り、ユキさんのシャワー入ってないのに。
大人の女性っていうかな、この香り…ドキドキ💗
※バターン、ガターン※
なんだ騒がしいぞ!!美咲か?
【ユキさん、🐛、脚に!!】
えっ?ユキさんの脚?
【えっ!!ギャー〜取って取って〜】
ユキさんの脚に、大きな🐛が!!でも、俺が取るの?
脚についてるんだけど…どうしよう😥
【裕二くん、取って取って!!お願い〜🐛〜】
【解りました。じっとしてて下さい】
【ムリムリムリ、ギャー、早く〜!!🐛〜ギャー】
※ギュー!!※ いてて…しがみつき強すぎる。
取れない!!ちょっと、体勢かえてから、それから…
【早く早く早く〜🐛🐛🐛〜ギャー!!!】
よし、取れた!!
【取れましたよ、ユキさん】
【ありがとう〜😭怖かった〜】
※ギュー※ く、苦しい…苦しい…って、ユキさん。
【裕二くん…カッコイイ!!】
ユキさん、これは?どういう意味でしょう…
【………】←美咲
【………】←るい
二つの冷たい視線、ヤバいな。これ。
美咲、違うって!!アクシデント。これは!!
【裕二〜ユキさんをいつまで!!😡】
るいさんも、
【ユキが悪い!!若い男の子をかまって】
ユキさんは舌だして、
【ごめーん。裕二くん、何かカッコイイなって思っちゃった。テヘッ😜、美咲、ごめんね〜】
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます