第15話 無人島ツアー再び
【裕二〜晴れて良かったね。最高じゃん、この暑さにこの空、海、風!!最高〜〜〜】
※カシャ!!※ いいね!!
【何?裕二】
【絵になるなって、美咲、可愛い!!】
【確かにそうだな。海に似合う娘だな】
誰?あっ!!
て、テメェ…このインストラクター!!さり気なく、こういうのほんとムカつく。大人の男って見せつけてさ。
【はるとさんでしたっけ?美咲は俺の彼女です。俺の目の前でそういうこと言わないでくれませんか】
はるとさんは、何故か余裕をかまして、
【裕二くんはさ、この前もそうはっきり言えば良かったね】
ほんと、コイツとは合わないな。何か、美咲も喜んでるし、それ、はるとさんに褒められたからだろ!!ムカつく!!ほんとムカつく!!
……………………………………………………………
【わっ!!裕二くん、いらっしゃい!!】
えっ、ユキさん水着だ。
【あ、ツ、ツアーの、ティケット、ありがとうございます】
【フフッ、何ティケットって。発音良すぎ】
落ち着け落ち着け〜俺。
ユキさんハイテンションで、
【早速、無人島ツアー行こう〜】
【ユキさんも行くんですか?】
【うん。はるとじゃ心配だからね。それに今回他にもお客様数名がいるからね】
※ドキドキ…ドキドキ💗ユキさんの水着…※
※ドンッ!!※ 痛いな、何だよ、美咲。
【よろしくお願いします。あとさ、裕二!!ライフジャケット着させて!!早くして!!ドジ、グズ!!】
美咲、何だよそれ。
【美咲、自分で着れるだろ】
【出来ないの!!着せて、早く!!】
着れるだろ…
あっ、そうか!!
【美咲、買ったんだ!!水着凄く似合うね】
【ユキさんほどじゃないけどね〜】
【そんなことないって!!少しふっくらしてるほうが俺は…あっ!!】
※バチーン※ 💫🤩
【太ってるって?言いたいの?ムカつく、ムカつく!!はるとさ〜ん、後ろ乗せてくださ〜い。裕二のバーカ、バーカ、バーカ!!!】
あ〜あ、もう、何かここに来るといつもこうなる。
【裕二くん、大丈夫?あのさ、私を後に乗せてよ。美咲、はるとくんと行っちゃったからね】
【ユキさん、帰りは困るじゃないですか?】
【今日ジェット足りないんだ。乗せて、ねっ】
※ドキドキ…ドキドキ💗※ 緊張する〜
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ジェット: 美咲&はると
【美咲ちゃん、裕二くんの後ろに乗らなくて良かったのかな?あとさ、島の中心の洞窟には絶対に入らないでね】
【はい…それと、あいつのことは今は言わないでください!!はるとさんみたいな大人の人だったらな】
【素直じゃないな〜】
【別に…本心ですけどね】
【じゃ、俺と無人島じゃなくて別のルートに行く?二人だけで】
【そ、それは…ちょっと…】
【ほら、そうなるよね!素直になればいいのに】
……………………………………………………………
ジェット: 裕二&ユキ
【裕二くん、美咲と付き合う前は誰か付き合ったことあるのかな?】
【無いですよ。何でですか?】
【女性に慣れてないみたいだから】
【それは、ユキさんみたいな女性乗せたら誰だってそうなりますって】
【それは喜んでいいのかな♪美咲ちゃん、裕二くんのこと大好きだから離さないようにね】
【はい、解りました。美咲って難しいですよね?】
【裕二くんが少しずつ慣れて行くしかないね。あとね、島の中心には行かないで。洞窟があって👻出るからね〜絶対だよ!!】
そんな、このご時世に👻なんて…
……………………………………………………………
無人島: 美咲&裕二
とりあえず着いたけど、美咲と話すきっかけが、
【美咲、あのさ】
【何?】
怒ってる…
【裕二、ヤキモチっていうか、ごめん。ユキさんみたいな人がそばにいたら普通はあーなるよね】
【俺も美咲があのインストラクターといて、ムカついた】
※ぴょん※ 🐇
【わっ、びっくりした!!】
ふらついた美咲を抱きとめて、
【あっ…ありがとう。もっと先に行ってみない?】
【そうだね、たくさん🐇いるかも】
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無人島: ユキ&はると
【雲行き怪しくなってきたな。こう暑くなるといきなりくるからな】
【そうだね。怪しいね、この空…】
【ユキさん、二人は?】
【あれ?何処だろう?二人っきりになりたかったのかな?いないね。ジェットの台数合ってるから島にいるんだろうけど】
【大丈夫かな?心配だな…】
【探してくる。はるとくんは他のお客さん見てて】
【解った。これ持っていって。無線機】
【見つけたら連絡するね。あのこと伝えておいたから解ってると思うけど…】
……………………ポツポツ……………ザー☔………
無人島: 美咲&裕二
【凄いな、☔】
【そこの洞窟で雨宿りしない?寒い…】
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