第2話 俺がお前で、お前が俺?

「お前何してんだ?やめろよ。」と、優は聖也を止めにかかる。聖也も負けずに、「死なせてくれよ。嫌なんだよ。何もかも、、」と泣き叫ぶ。すると優は「お前は成績トップで、女の子にももてるのに、何が不満なんだ?おちこぼれの俺より、はるかにいいじゃないか。」すると聖也は「じゃあ優が俺になればいいじゃないか?とにかく俺は嫌なんだ。ほっといてくれ。」と怒鳴り散らす。2人でもみ合っているうちに、2人の魂が入れ替わってしまう。最初は2人とも、「俺が2人いる。何で?一体どうなってる?」2人で鏡を見て確認すると、聖也が優で、優が聖也だった。

 通りかかった先生に、「俺って誰かわかりますか?」と聞くと、入れ替わった聖也に向かって、「しっかり勉強しないと、進級できないぞ。

聖也、お前が勉強教えてやれ。」と言うしまつ。

 あ~やっぱり入れ替わったんだ。

「俺達どうする?こんな事誰も信じてくれないよな。」と、聖也が言うと、優は「俺の親ならわかってくれるだろうから、とりあえず俺の家行こう。」と、優の家に行くことになった。

 優の家に行くと、母親があたたかく迎えてくれた。「あら、お友達?ケーキがあるから食べる?」と声をかけてくれた。

 「母さん大変なんだよ。俺と聖也の体が入れ替わった。ようするに、俺が聖也で、聖也が優なんだよ。」すると母は

「何いってんの?もう、おかしな事言うんだから。」と笑った。すると優が、「本当だよ、信じてくれよ。」と言うも、母は訳がわからないと笑ってる。信じてもらえないので、優は母の秘密を暴露した。「何で、お友達がそんなこと知ってるの?本当に優?入れ替わったの?どうやって?」

と、言われたので、入れ替わった経緯を説明した。

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