第18話 コードネームβ・銀星
「はぁ、はぁ、はぁ」
水夏の放った一撃はアイズブルームの空ごとδの腹をぶち抜いた
《アクセラレータ・フィフスspeed》
δの腹は瞬時に回復した
「傷にもそれ使えるの……?強いってぇ……」
「水夏あいつあの傷治すのにくっそ体力食ったぞ」
「分かるの?」
「目が冴えてるんでな」
「ったぁ、ホントに酷いことするわね」
「水夏もう1回あれ撃てるか?」
「もう……無理ぃ……」
水夏はそのまま気を失い倒れ込んだ
「流石に限界か、よくやってくれた、後は任せとけ」
俺は水夏を横にさせ、δの前に立った
「ったくすげぇ禍々しい魔力してんなぁ?腹立つくらいによぉ!」
俺は宙を飛んでいるδに向かって飛ぶ
予め練った魔力を拳に纏わせ、δに打ち込もうとする
《制入k……》
ガキンッ
「忘れたの?私は物覚えがはやいの」
「しまッ!?」
δは制入魂を避け、くれはの腹に拳を打ち込んだ
その攻撃で俺はそのまま落下する
俺は気を失っていたが死ぬ気で目を覚まし、衝撃が少ない体制で着地する
「ゲホッ、ふう…」
「あら、耐えるのね、朱雀星君、あの人が気に止めるわけだわ」
「あの人…?」
「もう忘れたのかぁい?」
「!?!?!?!?」
どこからともなく現れた謎の男
身体には翼を生やしており、俺のデコに指を付けた
「何すn」
《
キーーーーーーーーーーーーン
その音が聞こえた瞬間半径200kmに居た全員が全身の骨を折ってもおかしくない衝撃を食らった
衝撃はほぼ俺に伝わっており、俺は全身の骨が砕けた
「やっぱり君はすごいねぇ、普通これを喰らえば原型なしに死ぬはずなんだけど」
「……ッガァッ」
「痛いよねぇ?痛かったねぇ、可哀想に」
《切断》
俺は能力を発動するが何一つ起こらない
起こっていたはずなのに魔力だけで打ち消された
「全身の骨が砕けても向かってくるんだぁ、俺はそーゆーの好きだよぉ?」
「もういいでしょ?銀星」
「おっと、これはこれは美しい恒星ちゃんじゃないか」
「任務中よ、本名で呼ぶんじゃないわ」
(………銀星)
「アイズブルームには視察だけって話だったでしょ、恒星ちゃん」
「ウィンドブルームにドマ・カフがいるなんて思いもしてなかったもの、しょうがないじゃない」
「そういうことじゃなくて、″五神の息子″と″天の娘″を相手にする必要なかったんじゃない?」
「襲われたら迎え撃てって育てたのどこの誰かしら」
來星が起き上がってくる
「カレ……ア…」
「来星!」
《
《復元》
銀星「へぇ?″五神・麒麟星君″の子供はタフなんだね」
「アイズブルームを視察だと?戦争の地にしようとしてる癖に何言ってんだよ」
「貴方意外と強かったわ」
くれは「何言ってやがる……」
「恒星ちゃん、撤退するよ」
「待て!逃がすわけ……」
《
「威勢がいいのはいい事だけど、実力を見誤るなよ、宝星ちゃん」
俺は思いっきり吹っ飛ばされ、金の都、ドライクカンパまで吹っ飛ばされた
To Be Continued…
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