第9話 魔神vs邪神
紗視点
「ぜぇ、ぜぇ、」
私は目の前に居る神としても、人としても格上のクレハに苦戦する
『ねぇ〜、素直に返してくれたらこれ以上痛い思いしなくていいんだよ?』
そうにも…行かないんでねぇ…」
『なんでよ〜、ほんとうに…めんどくさいなっ!』
クレハは空中で加速し、紗目掛けて蹴りをかます
紗はその攻撃で軽く吹っ飛ぶ
すぐに体制を立て直し互いに加速し、攻撃と攻撃がぶつかる
その余波で空が割れる
「わぁ!すごい何あれ!」
「あれが…神と神か」
「余所見厳禁、教えたはずだけど」
「うっせぇな、」
「はぁ、はぁ、なんでお前は…そんな動いて体力切れ起こさないんだよ…」
『まぁそりゃ本体じゃないし』
「分身…ってことか?」
『まぁそうだねぇ』
『あとこの前のやつも分身だよ、あれはクレアとかそこら辺だったけど』
「他の分身も使えるのか…」
『もうアイツらのことなんてほってなよ、何千年前の出来事なのさ』
「見捨てろと…?」
『君にとってあの世界は8000年前、もう顔すらろくに覚えていないんだろう?』
「そうだな、もう顔すら覚えていない、どんな会話をしていたのか、どんな性格だったのか」
「でも、この世界の”管理者”に会って思い出したよ、この感覚だって」
『魔力が上がった?』
紗が魔力を高める
その行動により時空に亀裂が入る
その亀裂が入った場所から腕が出てくる
『何そr…まさか!?』
「その余裕がみだれる姿、いいね」
この世界の魔法には限界がある
行けてSランク
それ以上、神や悪魔や賢者、そして魔神女神の域に達した物はランクがβγαと上がっていく
そして今紗はランクがAからβに上がる
今紗は”魔神”となったから
『紗!!!!!』
《
その刹那、クレハの体が一刀両断される
紗の能力は空間移動
そしてその能力は空間に干渉することが出来る
その空間干渉は時空と時空を繋げることが出来る
『分かったよ、そこまでやるなら僕も多少本気でやってあげるよ』
クレハがそう言うと空に穴が開く
『君がそんな事をするから僕直々に来てあげたよ』
圧倒的気迫
ブラドザームにいる全員がその場で平伏するように
《
クレハが放ったその魔法はブラドザーム全体を包む光となり、破滅の光となる
《
紗は空間を歪ませ光を別次元の宇宙まで持っていく
「あいさつはこれくらいか?」
『そうだね、なら始めようか』
[魔神と邪神]
RESTART
悪魔同化紗vs邪神クレハ
To Be Continued…
悪魔同化紗
能力:悪魔同化
詳細:悪魔(平行世界と自分の理想の紗)を取り込み、全ての能力を使える
ランクβ
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