第7話 本領


「取り残された!」

私はほかの3人が敵と戦いを始め、唖然と棒立ちしていた

「ダメダメ!私も動かなきゃ!」

テケテケテケテケ

私は歩きつつ、湧いた魔物を討伐する

「ん〜、多いから早めに消し飛ばしたんだけど、街に被害を加える訳にも行かないしなぁ」

私はそうこう考えていると、とてつもなくでかい魔力を検知した

「うおっ、気づかなかった、あの2体がデカすぎるんだよ、ふんっ!」

私は加速魔法を使い、その魔物の所へ向かう

「あ、喧嘩売る相手間違えた、こいつランクAだ」

私は一瞬死を覚悟したが、そんなことを言っている場合時では無い

今はこの国の人の居場所を守るべきだ

そう思うと私は何故か力が湧いてくる

「行くぞー!」

「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおオ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ」

「うるさっ、」

モンスターが叫ぶと、低級の魔物が俺の近くに大量にやってきた

そしてその魔物はフォーメーションを組み、私を襲ってくる

「常日頃からレベルアップしてるんだよ俺も!」


天撃テンゲキ


私が魔法を放つと下級魔物が消し飛ぶ

「街への被害を考慮して約10分の1威力☆私を褒めて欲しいよね☆」

そして私はランクAの魔物に近づき、攻撃を仕掛ける

「はやっ!?」

魔物は速度を上げ、私に拳を振り上げ、俺はそれをもろに食らう

「はぁぁぁ、いっったぁ」

私は軽く吹っ飛び、壁に埋まる

「はぁ、よいっしょっ、と」

私は体を上げ、反撃の体制に出る

「おじいちゃんから叩き込まれたやつまだ使ってなかったな」

おじいちゃんの得意魔法は炎

その炎魔法の最高到達点と言ってもいい魔法

その名も



超爆エクス・ストーラスルボム


私が魔法を放つと打った場所から炎柱ができる

魔物はそれに巻き込まれ、半身が消し飛ぶ


「うわぁ、仕留めきれないのかぁ、あと1発で魔力尽きるんだけど、」

私は足を踏み込み、足に微量の魔力を込める

そしてそれを一気に解放し、速度をあげる

私は飛ぶ瞬間にインベントリを開き、刀を取り出す

付与・炎槍エンチャント・エンソウ

すると刀から炎が吹き出し、その温度は1000度まで達する

「おーわり!」

そして俺はランクAの魔物のコアを真っ二つにして、討伐に成功した

「やっっっったぁぁぁぁぁぁ!1人でランクA倒したァ!」

だが浮かれている暇はない、まだランクAの魔物は残っている、そしてあの化け物たちの戦いは、まだ終わっていない






両翼視点


「カレア!」

俺はカレアに合図を送る

そしてカレアが刀でバザードの身体を切り刻む

「ッチ、かってぇな」

「これは、想像以上に、苦戦しそうだな」





To Be Continued…

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