第10話

「う~ん……、でもどうしてえんそくのときにいったすいぞくかんがかぎをにぎるんだろう……?」


「それはね、ある動物を話題にしていたからだよ♪」


「あるどうぶつ?」


「そう♪ よく思い出してみて♪」


「うん、わかった♪ おもいだしてみる♪」


 遠足の時に行った水族館がどうして鍵を握るのか、私はそのことについてしばらく考えていると、咲希お姉ちゃんと琴葉お姉ちゃん曰く、どうやらこの前話していたときにある動物を話題にしていたからみたいで、それからそのことをよく思い出してほしいと言われ、私はそのことを思い出してみることにしたの♪


「う~ん……、あっ☆! もしかして……、コウテイペンギンのコウちゃん!?」


「ピンポ~ン♪ 紬ちゃん大正解だよ♪」


「わ~い、やった~♪」


 そして私は、あの時みんなで一緒にコウテイペンギンのコウちゃんについて話していたのを思い出したの♪


「あの時みんなでコウテイペンギンのコウちゃんのことについて話していてとっても盛り上がったよね♪」


「うん☆! とってももりあがった☆!」


「実はコウちゃんことコウテイペンギンがこの2番の問題の答えになるんだよね♪」


「そうなの!? ということは別名『エンペラーペンギン』って、コウテイペンギンのことだったの!?」


 私がコウテイペンギンのコウちゃんのことについて思い出すと、琴葉お姉ちゃんから実はコウテイペンギンがこの2番の問題の答えだということを教えられ、それを聞いた私はとてもびっくりしていたの!


「そうだよ♪ その理由はエンペラーは日本語でコウテイって言うからだよ♪ ちなみに漢字で書くとこう(『皇帝』)だよ♪」


「そうだったんだ☆! あっ、だからすいぞくかんがもんだいをとくかぎだったんだね☆!」


「そういうこと♪」


「なるほど~♪」


 2番の問題の答えがコウテイペンギンだと知ると、咲希お姉ちゃんからその理由として、エンペラーは日本語でコウテイと言うのを教えてくれて、ついでにそのコウテイの漢字は『皇帝』であることを紙に書いてくれたの♪


「ちなみにコウテイペンギンの名前の由来にもなっている皇帝はとっても偉い人なんだよ♪」


「そうなんだ☆! それってトランプのキングよりもえらいの!?」


「そうねぇ~……、確かトランプのキングよりも偉いはずだよ♪」


「そうなんだ☆! すごいすごい☆!」


 琴葉お姉ちゃん曰く、コウテイペンギンの名前の由来にもなっている『皇帝』はとっても偉い人みたいで、私はトランプのキングよりも偉いのか聞いてみると、咲希お姉ちゃん曰く、どうやらトランプのキングよりも皇帝は偉いみたいで、それを知った私はとっても驚いていたの。


「いまのきいて、なんだかコウちゃんにまたあいたくなっちゃった♪ またみんなでいっしょにすいぞくかんにいこう♪」


「うん、そうだね♪ またみんなで一緒に水族館に行こうね♪」


「ついでにコウちゃんグッズも買わなくちゃね♪」


「うん☆!」


 そしてコウテイペンギンのことについて話していると、私はまたコウちゃんに会いたくなり、みんなで一緒に水族館に行くことを約束したの♪

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る