第21回 成句はつい使ってしまいがちですね

さて、本創作ノートを1日で4回更新したのは初めてかもしれません。

最近、作句に苦しんでおりましてね。頭の整理をしたいのかもしれません。


今回は成句についてです。


成句とは、昔からある慣用表現(「足を洗う」といった慣用句や、ことわざなど)のことです。

これは、言語によるコミュニケーションの効率化を図る上で非常に便利ですよね。


適切に成句を使用すれば、何を言わんとしているかすぐに伝わるわけですし。

「あいつに何を言っても、暖簾に腕押しだよ」「あの先輩は顔が広いよ」といった具合で。


なので17音という少ない文字数で何かを表現しようとする俳句でも、読み手に状況や感情を理解してもらおうと成句を使ってしまう時があります。


ただ、それはあまりよろしくないのだよとよくご指摘をいただきますね。


なんでかなと思うところもありますが、

成句を使うというのは、事象や感情を自分独自の言葉で表現することを放棄しているのに等しいということなのかもしれません🤔。


まあ、シンプルに句がありがちなものになるという理由もあるでしょうけども。


ああ、俳句って本当に難しいな…。

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