第11回 オノマトペは工夫のしどころですよ

お疲れ様です。ネコ?です。

今回はオノマトペについて書きたいと思います。


俳句でも散文と同じようにオノマトペ(擬音語・擬態語)を使います。

私も使ったことがあります。


ただ、このオノマトペ、とても悩ましいと感じます。


例えば雨が降っている様子を表現するのに「ざあざあ」という擬音語を用いた場合、それだけで4音使うわけですよね。17音のうちの4音なので23.5%ですよ。

資産が23.5%一気に減ったら、私は死にます。


しかも、ありきたりなオノマトペを使ってしまうと、「雨はざあざあ降るものだから、なくていいかな」「雨が降る音をざあざあとするのはありきたり」などと言われる可能性大です。

なので、私自身、オノマトペはあまり使わない感じがします。


ただ、ありがちなオノマトペでも、前後の語との組み合わせを変えると新鮮かもしれません。例えば、「人がざあざあ生まれる」みたいな感じですかね(新鮮というより違和感か…)。


あと、新しいオノマトペを創出して、句に個性を出されている俳人もいらっしゃいます。


ごりりごりりと断つツイードや秋深し 井上さち

冬凪やよおんよおんと夕の鐘 井上さち


ツイードの句は、初めて読んだ時、確かに、厚い布地を裁つ時のハサミの音だわ!と思いました。


こういう句、好きなんですが、ネコ?は、まあ読むだけいいかな~😂。


今回はこれで終わります。

次は何を書こうかしら🤔

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