第8回 類想類句をたくさん作っちゃいますよ

第7回で完全に空想の句は難しいという話を書きました。

その内容とも関連する気がしますが、類想類句の話をば。


句を詠んでいると、それこそ山ほど類想類句が出来上がります。

具体的には、蛍の俳句で「源氏」や「平氏」を詠んだり、死者の魂を詠んだり、蝶の俳句でお花畑を詠んだりとかですね。


類想類句というのは、「季語が付きすぎている」とか「表現が平凡という」のとは違って、詠んでいる内容が「ありがち」という感じでしょうか。ワーディングや文章表現というより、着想や目の付け所の問題という感じかなと思います。


「この句は類想類句が山ほどありますね」と言われてしまうと、もう、はははと力なく笑うしかないですね…。

オリジナリティがないと言われているのと同じことですからね(´・ω・`)。

独創性を表現する技巧がないと言われるなら、まだ改善の余地がありますけども。


句集とか名句選と言われるものを読んでも、類想類句は掲載されていないですしね。これを避けるためにはどうしたらいいんでしょうね。

投句サイトなどを見ると、類想類句ですよ~と例示されているものがあるので、そうした句を読んでコツコツ勉強するしかないかもですね~。


今回はここで終わります~。

次は何を書こうかな~🤔

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る