第7回 完全に空想の句は難しいですよ

おつかれさまでございます。ネコ?です。

今回は、表現方法やワーディングについて指摘されたことを書いて参ります<(_ _)>


俳句を始めた当初から現在まで(といって1年も経ってないですが…)、必ず指摘されることがあります。5句詠んだら、3句は必ず指摘されるくらいです。


それは、「句の内容が一般的な事柄である」「当たり前のことを言っているだけ」「一般的な慣用表現になっている」という指摘です。

まずは、下記の句をご覧くださいませ<(_ _)>


①陽炎や小教会の聖母像

②初恋に頬染む吾子や薄紅葉

③吾も妻も白髪の増えて日向ぼこ


これはいずれも拙句なんですが、以下のような指摘を頂戴しました。


①は、教会に聖母像があるのは当たり前。

②は、初恋で赤くなった頬を薄紅葉に例えるのはありきたり。

③は、「ああそうですか」という以上の感想が浮かばない。


言われてみると、確かにそうだなと思うんですよね。

句にエッジが効いてないというか、意外性がないというか、感動したポイントが分からないというか。


これらの句に共通しているのは、「完全に空想の句」であるにも関わらず、「情景描写」や「ワーディング」が平凡という点でしょうかね。


空想の句なら、ぶっ飛んだ表現とか面白い情景との組み合わせまで詩的に昇華する、嘘にリアリティを持たせるということをすればいいのでしょうが、なかなかそこまで頭が回らないのですよ。私の場合はですが。

小説を書いている方とか、詩を編んでいる方は、もしかするとこのあたり、難しくないのかもしれません。


他方、実景を描写する句を作ってしまうと、「説明しているだけですね」と言われてしまうことも多く、感情を詠むと甘ったるかったり、分かりづらい句になってしまうのですよね…。


実景と空想の組み合わせで句を作るのが、ネコ?としては好きな句ができる確率が高い気がします。


もしよろしければ、句を詠んでいる皆様がどのような作り方をされているか、お教えいただけるととてもうれしいです(^▽^)/


それでは今回はこれで終わります。

次は何を書こうかな🤔

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