『俺達は何時だって働きたくない』

 ただいま、午前3時35分。

 次の仕事まで24時間以上空いている。

 うん。素晴らしいなァ。まだまだ働かずに済むのだ。これだけでどれだけ希望が持てようものか!!

 

 俺は昨日の休みをしゃぶり尽くした。

 0時頃に起き、6時頃まで文章を書いて、9時までゲームをし、14時まで昼寝をかまし、また18時までゲームをし、19時頃から酒を呑み、そして21時には寝た。

 うーん、自堕落な生活。だが、久しぶりに休日を満喫した感があり、俺は満足している。

 

 昨日の夜には某働いて友人から電話があった。

 そう、彼も働きだしたのだ。仕事上がりに愚痴りたかったらしい。

 散々、『働け』と諭してきた友人だ。それが今はぼちぼちバイトを始めている。

 これで。プー太郎2匹だった我々もパートやアルバイトの身であるが、労働で対価を得だした。今年の年末くらいには少し贅沢出来るのかも知れない。

 

 しかし。働くってのは面倒くさい。働き出すと身に沁みるモノだ。

 労働力を差し出して、対価を得る。言葉にしてしまえば簡単だが、実際にやるとなると、色々面倒くさい事が多い。人間関係とかね。

 

 かと言って。今の所、辞めるという選択肢はない…というか取れない。

 何しろカネがない。だから気軽にプーには戻れない。

 俺達は何時だって『働きたくない』、カネという問題さえなければ、すぐさまニートになりたい。だって社会って、会社って面倒くさいもの。

 

 あーあ。あと32時間後には労働しなくちゃならない。クッソ憂鬱である。

 その上、今月からは職場放浪者ではなくなる。一つの職場に縛り付けられる。

 飽き性な俺にとって、これはキツい。毎日職場がコロコロ変わるからこそ、今まで続けてこれた節があるからね。

 

 ま。愚痴ってもしゃーない。

 今日、一日を味わい尽くして。5日間の労働に繰り出そう。

 さって。小説を書く前にコンビニでコーヒー買ってこよ。

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