第5話 妹と弟知らず
「お茶会はどうだった?」
「すっごく楽しかった!お義姉様のお家、お花がいっぱいなの!調度品もお庭の雰囲気にピッタリで!花束作ったら褒められちゃった!お義姉様素敵!」
「お友達はできたのかい?」
「うん、一緒に追いかけっこしたよ。今度植物園にちょうちょ見に行くの!」
「そうか、楽しかったね」
「お茶会はどうでした?」
「すっごく素敵だった。可愛い小物がいっぱいで、ああいう家で暮らしたい…。みんなドレス可愛かったし。お姉様の選んでくれた服、みんなに褒められた。」
「お友達はできました?」
「うん、飾りのクマちゃん取り替えっこしたよ。今度一緒に刺繍しようって。」
「そう、素敵ね」
「先日は妹がありがとう。友人も出来たみたいでとても喜んでいたよ。」
(兄)(婚活としては失敗したけど…。)
「先日は弟共々ありがとう。友人も出来たみたいでとても喜んでいたわ。」
(姉)(婚活としては失敗したけど…。)
(義姉)(キミたち婚約者より兄弟を優先するブラコンシスコンにならないでね…。)
差別と区別の境目 白火取 @shirohitori
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます