第6話
話はがらっとかわるが、学校では授業参観があるのは誰でも知ってる事であるがその授業参観についてである。授業参観の日はなるべくボロを出さないようにしようとしていたのだが、手を上げなかったとか、イスの座りかたが悪かったとか、母親の方を見ていたとか 結果家に帰りご指導が待っているのは定例行事みたいなものだ。
問題は定期的な授業参観外の授業参観である。父も母も教師という点を父はフル活用していた。 いわゆる研究授業というもので、一般の生徒保護者が参加する授業参観に加えて研究授業と称した僕だけの授業参観が度々あった。 時には廊下から見られていたり、実際に教室に入り見られていたりと。他生徒からすると知らないおじさんが授業風景を見に来てると感じるだけだが僕にとっては完全に授業参観であった。実際家に帰ると肘をついていたとか教科書の他に資料集がでていなかっただとか ご指導を頂いた。
時には他の学校で教鞭をとっていた父だが、小学5年生の時は他県での野外活動という宿泊研修でも父は自分の学校の生徒たちを引き連れて来ており、朝のラジオ体操から邂逅し睨まれた事がある。
さらには小学6年生の修学旅行で長崎県にあるテーマパークに行った場内で遭遇した事もあったのは衝撃だった。
僕が心を失くすまで。 ゆんゆん @totoro4869
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