次なる景色を求めて

第15話硝子の森

【巨像候】を万年城に残して、ギアと【死霊候】は新たな風景を探す旅に出る

彼女達が次に向かったのは通称硝子の森グラスフォレストと呼ばれる場所である

その森はその名の通り、森全体が硝子で出来ている正に硝子の森なのである

「知ってる~何故この森が硝子なのか」

「いえ、存じ上げませんね、何か魔力的な力が関係しているんですか?」

興味本位で聞いて見たが、思いもよらぬ答えが帰って来た

「ううん、この森もかつての大戦の時代に漂流して来たの、勿論その時から何も変わっていないよ」

「森そのモノが漂流者プレイヤーと同じように何処からか流れて来たと?」

「そういうこと~」

流石のギアも驚きだった、まさか森そのモノが漂流して来ようとは、この森はギルド拠点のような人工物なのか、それとも漂流者プレイヤーのいた世界ではこのような硝子の森が自然にあるのか?

予想外の神秘に思いを馳せながら、様々な事を空想していた

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