第12話熔岩の塔

炎伝いにやって来たのは熔岩地帯マグマエリア、熔けて流れ出した熔岩マグマがたどり着く紅蓮の沼地マグマ溜まりである

「アレはなんでしょか?」

ギアの視線の先には一際ひときはうずたかくなっている場所があった

熔け出した熔岩マグマが次から次へと流れて圧縮された結果、中央に圧力が強く掛かり熔岩マグマが圧力で押し上げられて黒い塔のような形を形成して固まっている

しかし、よく見てみると所々はまだ固まり切っておらず赤い熔岩マグマの部分や、灼熱の炎を吹き出している部分もある

正に自然が生み出した芸術に他ならない、三人はその偶然の芸術を眺めながら、それが出来上がるまでに要したで有ろう長い時間に思いを馳せるのであった

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