読ませていただきました。
無骨な工業品ベースの機体で、高性能な軍用機を質量で轢殺!
実に良いものでした。
編集済
いいじゃんこれ!
主人公機が魔改造された汎用ロボってのが最高です。
この時代の軍用ロボの設計思想も垣間見えたりして面白い。
十五メートル長の人型だと、まともに装甲すると不整地で足がめり込んでまともに動けなくなるくらいの接地圧になっちゃたり、脚部への負担で故障多発しちゃうだろうから、装甲が最低限になってるのかなと想像しました。
装備してる火器も、どれくらいの質量のどんな砲弾を、どんな初速で撃ち出すものなのかはまだ判明してませんが、
口径からみて戦車の主砲に比べると小規模なものであることが窺えます。
火力としては、歩兵戦闘車に毛が生えた程度なのかなと。
これが標準装備となっているということは、おそらく一般的なNAWはこれくらいの火力で十分に無力化が可能なことが察せられます。
そのことから軍用NAWは主力戦車に代替したり太刀打ちできる兵器として設計されたものではなく、もっと別のニッチ運用を想定されたものと想像しました。
もう一つ気になったのは、今回の軍用NAWの開発国ですね。
デザインからして、ソ連における第一~第二世代MBTっぽい印象を受けました。
でもロシア産だとTナンバーは戦車につけるものだし、ロシアではなさそうですよね。
それともNAWはロシアでは戦車扱いになってTナンバーが割り当てられてたりするのかなとも想像してます。
あるいはアメリカの試作車両を意味するTナンバーかもとも思いましたが、
その場合は、Tと数字の間に『-』をつけず『T96』とするはずなので、アメリカ産でもなさそう。
いろいろ考察がはかどって嬉しい作品です。
好物だったので、めっちゃ長文しちゃいました。すみません。
作者からの返信
コメント有難うございます!
ノリと衝動で描いた小説なので結構設定が緩いところが有りますが、楽しんでいただけると幸いです。
さて、幾つかの今答えられる疑問にお答えしようかと思います。
まず、NAWの製造国なのですが、そもそも舞台が地球であるか未定です。よって、敵役だからソ連っぽいなという安直な意図で何となくTシリーズの名前を冠したのですが、今思うと、設計思想がソ連っぽくないなと思わなくもないです。でも、T−34も足回りは優秀なので、ありと言えばありかも。ウィリアム・コーシュキンに後で聞いておきます。
後はNAWの設計思想ですね。
NAWは新動力(SFによくある感じ、FALL OUTで言うところのフュージョンコア)によって、軽量化と足回りの解決してあります。つまり、エンジンの重量を他に回せている為に、人型という非効率な設計を取れるようになった新世代の兵器であり重機というわけです。
その為、戦車以上の装甲火力を施した機体も、一話のTシリーズのような高機動型も主人公の乗るインチキ機体も存在するわけです。
NAWの設計思想はそう『汎用性の充実』。その一言に尽きるのです。
以上です。菅野さんの考察は作者側としても至極タメになりました。有難うございます。
これは…読むアーマードコアだあ〜〜!!
カッコ良すぎてテンション上がってしまいました!
すんごいハードボイルドなヒロインも魅力的!
人物紹介にいたあとお一方のヒロインにも早く会いたい!!