5/7 心療内科初回とその他もろもろ

 5月7日。雨のち曇り。


 こちらでは初の心療内科の日。11時ごろ病院につく。問診票を書いて窓口に出し、しばらくしてまずは問診に呼ばれる。心理士さん(優しそうな若い男性)が丁寧に話を聞いてくれた。成育歴を話している時には「よくぞここまで生きてこられました……!」と力強く肯定してくれた。嬉しい。

 再び待ち。今度は診察室に呼ばれる。主治医は恰幅のいいおじさんだった。問診票と一緒にあったアンケート的なものを見るなり、主治医は「澄田さん、ちょっと鬱入ってるよ」と言った。自分では全快のつもりだったので驚いた。抗うつ剤が増えた。寝つきが悪いことも問診票に書いていたので、寝る前の薬も睡眠導入剤から睡眠薬に変わった。ありゃ……。やっぱり就活は慎重にいったほうがよさそう。

 主治医は、怖い感じではないけれど圧が強めというか、けっこう畳みかけるようにしゃべる人で、片頭痛用の漢方とカロナールをもらおうと思っていたのに言い出せないまま診察が終わった。気づいたら「もう帰っていいよ」って感じだった。

 その後は検査。心電図をとってから採血だったのだが、私の腕は血管が細いらしく、看護師さんがやたらと苦戦していた。検尿もした。実のところ、病院に入る前にトイレに行ってしまったのでドキドキしていたが、なんとか大丈夫だった。

 そんなこんなで診察が終わる。初診・検査・3割負担のコンボで病院代は5000円くらいした。たか……。自立支援医療を申し込んだら1割負担になるので、早急に用意しなければならない。また役所に行かなければならないことを考えるとちょっと萎える。


 病院から出てスマホを見ると、不在着信があった。発信元は登録した就活サイトからだった。今日の夕方に予定していたカウンセリングに際して、事前に色々確認するための電話だった。持病があることを話し、「就活はゆっくりやった方がいいと主治医に言われている」ことを告げると、「カウンセリングは初回で企業を紹介するところまで行ってしまうので、そういうことなら電話相談の方がいいと思います」と予約をとりなおしてくれた。そういうわけで今日の就活相談はなくなった。


 薬をもらって帰路に就く。途中でうどん屋さんに寄った。天ぷらを3つくらいとったのだが、そのうちのひとつはお皿ごと持っていかなければいけないやつだったらしく、店員さんを困惑させてしまった。ちょっと笑われた。ぴえ……。


 帰り道、電車を降りたタイミングで母から電話が来た。向こうは向こうで、お店のおじちゃんが入院して母がお店のあれこれをしなければならなかったりで、なかなか大変らしい。話をしながら家まで歩く。

 

 家についたのが2時くらい。3時くらいまでちょっと布団で休む。ミルクティーを入れて、5時ごろまで勉強をする。その後はショッピングモールのダイソーにこまごましたものを買いに行く。ひととおり買い物を終えた帰路、何度も通った道のはずなのに迷子になって、気づいたら全然知らないところに出ていた。ナビを駆使してどうにか帰る。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る