あ、一応こちら、創作でございまして。
そう思われていない方も、少なくないような気がしますけれども。
ふふ。
でも、ありがとうございます。
ちなみに、話していた予想に反して読まれる作品というのがこちらです。
まぁ、現状さっと読めそうな作品が、こちらしかないというところだとは思います。
違うのなら、私の書く読むがズレているのやも。難しいですね。

青春は、後悔ばかり。
本当に、そうですね。
今は、それが私の青春だったと思うくらいはできていますけれど。

自分に十分な自信や自尊心が持てなかった。
女の子が目にまばゆ過ぎて見えてしまった。
ふふ。なるほど。
私もただ自分でいればよかっただけのものを、背伸び——いや、ちょっと悪く見せようとして失敗した気がします。
（制服の着こなしが校則からするとよろしくないとか程度ですが）
そういうのが好きな人からは偽物として映り、そうではない人からは、

「そういうことする人だったんだ、幻滅」

となっていたのではないかと思います。

自分に不足を覚える者ほど〜
ふむふむ。
私にも、覚えがありますね。
できないことができるようになった時、そんなに難しいことではなかったと知った時、どうしてあの時、どうしてもっと早く、と。

でも、それは今日を得るための糧。
！
そうです。そのとおりであると思います。
自分が通ってきた道でなければ、今ここにはいない。
デリカテッセン３８様と、こうして文章を交わすこともなかった。
カクヨムの皆様とも。
その幸せがあるから、私は今を、人生を肯定できます。

主人公もそうでしょう。
高校時代、あるいは本屋で美月さんと交流することができていたら、話し相手や茶飲み友達くらいにはなれたかもしれません。
（主人公は作中、なれなかったとしていますが）
でも、その場合の主人公は小説を再び書くことはなかったと思うのです。
美月さんに小説を届けようとする想いも、いつか届くかもしれない希望を抱くこともない。
だとするなら、主人公も今と人生を肯定しているはずです。
その先にはきっと、幸せがあってほしいですね。

読んでくださったこと、面白かったと言ってくださったこと、そして熱いコメントをくださったこと、あわせて感謝申し上げます。

えー。
あのような素敵なレビューを書いてくださる木山様が、何をおっしゃっていらっしゃるのか。
作品からも滲み出る、豊かな情感と繊細な感性。
もしも、です。
〝トンネル掘削機ロードヘッダー〟
〝砕氷船ガリンコ号〟
それらが本当だとしたら、なくてもあるように見せられる手腕の持ち主ということに。
つまり、いずれにしても素晴らしい。
くっ！　これが、木山喬鳥の力……。

おどけた部分なしの情趣。
？？？
木山様に、普段の私は一体どのように映っていらっしゃるのか。
おどけているつもりなどないはずだが……。（すっとぼけ）

楽しんでいただけたようで、何よりです。
こちらこそ、読了と応援コメントをありがとうございます。
あ、レビューコメントもですね。そちらは、近況ノートにて改めて。

はは。
Minc様がそばにいたら、主人公も動けたのかもしれないですね。
たとえ背中を蹴られようとも（笑）
それはそれで、面白い話になりそうです。
話すふたりを、後ろからドヤ顔で見守るMinc様がラストシーン。

おお。
麻田様、いらっしゃいませ。いつでもどうぞ。
コメントを頂きまして、私の心は飛び跳ねております。

現在の自分を反映させるからこそ。
これは、本当にそうですね。
高校生のころの主人公には、ここまでの想いはなかったでしょう。

空想をしてしまう自分への虚しさ。
ふふ。それもひとつの感想ですね。
個人的と言わずとも、何かを感じてくださったのなら嬉しいことですよ。
虚しさだったのは、申し訳ないですけれど m(_ _)m

『卒業写真』
なるほどぉ。
歌詞を書くわけにはいきませんが、たしかにリンクしているかもしれません。
なぜだか、涙が出そうになりました。
なんだろう。泣かせにくるの、やめてもらっていいですか。
（悪い意味ではなく。感謝の意とでも）

コメント、本当にありがとうございます。

素敵な小説と表現してくださって、ありがとうございます。
思い出、でもありますね。主人公にとってかけがえのない。

感傷的になってしまいましたか。
読んで何かを思っていただけることは嬉しいことですが、それが物悲しい気持ちであるのなら複雑なところですね。

『もし』は、どうしても考えてしまいますよね。
でも、その選択をしなかったからこその、今の人生。
主人公が再び小説を書いていることも。
あるいは、小説を書く仲間ができているかもしれないことも。
全ては、今の人生を歩んで来たから。
私も人生いろいろとありましたが、こうして杜様をはじめカクヨムの皆様と作品や文章を交わせることを幸せに思っています。
それも、私が歩んで来た人生ゆえのことでしょう。
だから、きっとこの人生でよかったのです。

杜様のコメントも、心地よい素敵な文でありました。

主人公にとって、美月さんは決して触れられない月のような存在であったのかもしれません。
だからこそ、どこか納得済みで後悔の気持ちも強くなかったのでしょう。
あああああ様はクヨクヨする時間が長引くのだとしたら、相手との存在は近く、もしもの世界が十分実現可能であったということかもしれませんね。

もしもの世界。
分岐のその先。
私も考えますが、お互いにあの作品の影響もあるのですかねぇ。

隣に月が美しいまま
　↑
美月さんが隣にいるということですよね。
すてきな表現ですね。その二人の姿も美しくみえます。

サウダージとはまた、実にうまい表現をなさいますね。
しっかりと読んでくださったことが、伝わってきます。
ありがとうございます。
そして、楽しんでくださって何よりです。

深い関係にはならなかったからこその、文章と決意。
見上げた空に映る月が今でも綺麗だからこその想い。
それらが集約した彼の小説が届いたとしたなら——。

「——くん、まだ書いてたんだ」

「うん」

そっと、微笑むのではないでしょうか。

さすがに主人公も、実際に再会したのならあの言葉や近い表現は使わないと思います。

月。あなたは聡明な月。
月に焦がれた私は想う。
あの日からずっと。
今も月は美しいと。

などとは伝えないでしょう。
美月さんも反応に困ること間違いなしです。
きっと、たどたどしくも自分の言葉で伝えますよ。

主人公もあのときああすればの『もし』は考えても、後悔はしていないのではないかと思います。
今、小説を書いて美月さんに届けよう。
そこに辿り着いたのは、今の人生を歩んだからなのですから。

ええええ。
焼きおにぎり様の文章も、読みやすくて素敵ですよ。
まだまだ拙い私ごときに憧れなくても、大丈夫です。

焼きおにぎり様の某作品を読んだ際、女神のご友人様は美月さんに似ているなと思いました。
ふふ。妙な偶然ですね。どことなく嬉しいですが。

心に残り続けて消えない人。
私たちにとっては思い出というだけではなくて、それもまた書く原動力のひとつですね。
書いていきましょう。

たくさんお褒めの言葉をいただいて、どうもありがとうございます。
焼きおにぎり様の素晴らしい作品を、今後も楽しみにしております。

コメント、ありがとうございます。

主人公が話しかけて、何かが変わったかどうかは分かりません。
でも、話しかけていたのなら、あるいはこうして再び小説を書くこともなかったのではないでしょうか。
後ろめたい思いとそこからくる行動も、きっと悪いことばかりではないはず。
そして、小説という文が届いてのささやかな再会を願いつつも、次なる実際の再会があったとしたなら主人公はどうするのか。
当たり前の再会はできないとしている主人公ですが、くさぶえ様のようにイメージトレーニングはしていて、話しかけることができるかもしれませんね。

いずれの再会にしても、今度こそ美しい月に届くように。

いえいえ、面白いので読ませていただいているだけでございます。
こちらこそ、お読みくださってありがとうございます。

心境がリアルで引き込まれましたか。嬉しい限りです。
物悲しいラストが哀愁を——。
「僕」が美月さんと再会して何かが始まる、なんてことはなく終わっていますからね。
いつか「僕」の小説という名の文が美月さんに届いたとしても、美月さんは文と思うことなく僅かに懐かしんで微笑むくらいなのでしょう。
それでも「僕」には十分なのだとは思いますが、確かに少し物悲しいですね。

こちらこそ、素敵なコメントをありがとうございます。

いえいえ、興味を引かれて読み🌟評価をするに十分な作品であっただけですので、もったいないお言葉でございます。

切なく儚い思いで満たされたと、とても嬉しいことを……。
私の心は空中浮遊しております。

美しい月は彼女を想って——は、そうですね。
今夜の月も美しい。
月に例えた君も美しい。
そんな君にこの想いをしたためて。
という感じでしょうか。

こちらこそ、綺麗なコメントをありがとうございます。

どうして「文」という表現にしたのか。タイトルを読んだときの語感がよかったこと。主人公の高校時代はメール（メッセージアプリではない）、あるいは紙の手紙でやり取りすることも少なくない時代であったこと。などであったと思いますが、意識的になのか無意識だったのか私の心にあったものの答えを、三奈木様が言い当ててくださったのかもしれません。

そうか。この小説自体もまた、文であったからなのか。

主人公がこれから書いていく小説は、美月さんへの文でもあるのだろうというような表現は返信コメントでしています。
しかし、この小説はその文に含んでいるようで含んでいないような、そんな心持ちでした。主人公と同調した結果、美月さんへの心情が語られている本作に対して、文とするには気恥ずかしい深層心理でもあったのかもしれませんね。一番、文らしい小説であるのに（笑）
大切なことに気付かせていただき、ありがとうございます。

その文は恋文。恋と呼べるかも分からない淡い思慕ではありますが、届けたい想いがあるのなら、確かに恋文なのかもしれません。

気後れしていたでしょうね。相手が気にしなくとも、主人公は自分の中での対等でありたかったのでしょう。でも、何一つとして及ばなかった。一つでも渡り合える何かがあったのなら、美月さんとの関係性や主人公の行動は何かが違っていたのかもしれないですね。

三奈木様の最後の一文、文を読んで主人公はきっと涙を流していることでしょう。
主人公共々、深く感謝申し上げます。

うおおおおお！
熱いコメント、ありがとうございますぅ！
主人公は告白する前に、会話する方が先かと思います。
そもそも、恋情なのかどうなのか。
作中の関係が、きっと二人の全てです。
でも、告白する場面と結ばれる展開があってもよかったかもしれませんね。

おはようございますも過ぎて、こんにちはですみません。

「月はずっと綺麗」

そうですね。主人公の想いは、この言葉に集約していると思います。

思い出すと少し胸が痛むような淡い気持ちは、主人公には間違いなくあります。
美月さんは、どうでしょうか。
人としては卒業アルバムに書かれたことが全てで、主人公を変わった人くらいにしか思っていなかったような気がします。主人公が当時書いていた小説、文章にしても、自身の洗練された文章からすれば見劣りするはずのもので、どう思っていたものか。
高校時代ですらそのような感じだったとしたら、終盤に主人公と同様の気持ちを抱いている可能性は低いです。
でも、遠部様に思っていただいたように、もしかしたらもあるかもしれませんね。彼女の心の内は描写されていないのですから。

こちらこそ、素敵なコメントをありがとうございます。

素敵だと思っていただいて、どうもありがとうございます。
あの時声をかけていればは、本当にそうですね。でも、声をかけていないからこその、今の人生であるとも思うのです。
この主人公が再び小説を書いて、美月さんにその文（小説）を届けたいと思うことも。

コメント、ありがとうございます。

距離感が絶妙でしたか。心に響いたものがあったようで、嬉しい限りです。

出来なかった記憶は残り続ける。
心の中に美月さんがいる限り、ずっと続いていく。

なるほど。これは、そうでしょうね。
主人公も美月さんと出会い、文を交わせなかったからこそ、今になってまた小説を書き出したところもあるでしょうから。

当たり前の再会はできない。けれど、小説を通して再会ができたのならという一縷の望み。一方通行かもしれない一通の文。
届くまで……、届いたとしても、主人公と主人公が描く物語は続いていくのだと思います。きっと、もも様がお感じになったように。

そうですね。興味を持っていただくことが第一ですね。自分でも意外でしたが、この作品はそれに大いに貢献しているのではないかと思います。

社交辞令、まぁ多いですよね。体感ですが、書くや読むを日常している人でないと、積極的には読んでいただけないような気がします。

ちゃんと読んでくれないうえに罵倒は辛いですよね。最後まで読んでほしいこともよく分かります。せめて、最後まで読めなかった理由でも教えていただけたらという思いです。

最後まで読めなかった場合は、感想を書かない。
　↑
おお。ということはこの作品を最後までお読みいただいたからこそ、このような熱いコメントをいただけたということですかね。どうもありがとうございます。

こちらこそ、これからもよろしくお願いいたします。

コメント、受け取りました。

性格の問題が大きいでしょうが、いくつになっても小さなことに囚われてしまうものですね。
作中の主人公であれば、次があるのならあるいは動けるのかもしれません。作者である私であれば微妙ですが（笑）

セピア色の忘れられない思い出。表現がすてきですね。優しい世界が広がっていくようです。

澄んだ気持ちにさせていただいて、ありがとうございます。

初めまして。どの時間でも構いませんよ。


あの時も、今も、月はずっと綺麗で美しい。

三つの意味を含ませています。

・言葉そのままに、空に浮かぶ月はずっと綺麗で美しい。

・荒川様の推測にあるように、美月さんはずっと綺麗で美しい。

文章に月と美しいが入っているのは、そのことを示唆しているというのもお間違いないです。
ただ、高校時代の美月さんに限定してのつもりはありませんでした。卒業から数年後に久し振りに見た美月さん。そして、それから更に長い年月が過ぎても、きっと美しいままだろうという主人公の想いでした。

『今でもあの時の君は』だけでなく、言葉通り本当に『あの時も、“今”も』という感じです。

・今夜は（も）月が綺麗ですね。

有名なアレですね。とはいっても、愛の告白と呼ぶにはあまりにも淡い想いなのですが。愛どころかおそらくは恋ですらない、ささやかな思慕。その気持ちをもって「あなたをお慕い申し上げております」といったところでしょうか。もちろん、あの時からずっとです。


読んでいただいたうえにコメントまで、どうもありがとうございます。

推測や考察をするのもされるのも好きで、こういった文章のやり取りができたこともとても嬉しく思います。

※ 申し訳ございません。少しだけ追記しています。

コメント、どうもありがとうございます。

そうですね。思いを秘めたままも恋愛であると思います。

主人公に関しては、美月さんの文章に惚れている感じでしたが、いととふゆ様の言葉を高校時代の主人公が聞いたのなら、「恋？　僕が美月さんに？」と照れて意識することでしょう。

求めていたものに少しでも応えられたのなら、とても嬉しく思います。

初めまして。

読んでいただいたうえに応援コメントまで頂き、心より感謝申し上げます。

少しでもお心に留まったのなら、嬉しい限りです。

少し話してみればーは、本当にそうですね。主人公も崇期さまのコメントのような素敵な言葉をもらえたかもしれません。

話すことも出来なかった姿こそが、主人公の青春だったといえばそうなのですが、ね。

その後は『いい大人がそんなこと気にするなよ』な件ではあるのですが、性格でしょうね。

主人公の気持ちになって読んだとしたなら、その空いた心の穴が埋まるようなコメントでした。

ありがとうございます。