第4話 謎解きゲーム①
ケイは観覧車で起きた事をミオに話した。
ミオ「そんな事が、だからケイの顔にアザがあるのね」
ケイ「ただ運営の言った通り無理をしなければケガなんてしなかったんだ、だからミオは無理そうだと思えばすぐに自分から脱落してほしい」
ミオ「分かった。心配してくれてありがとう」
~2日目~
朝のチャイムが鳴った後、館内放送が流れる
支配人「皆様おはようございます。今日のゲームのノルマは1人~2人です。2人で参加した方がクリア確率はあがります。それでは正午に3階大広間にてお待ちしています」
ケイ「安全を取るなら1人だけで参加して2人を確実に明日に残す作戦だな」
アユ「いや、まだ2日目なんだからせめて4日目くらいまでは3人で行かないと」
ミオ「確かに、じゃあ今日は私が行くわ!」
ケイ「じゃあ俺も行く。ミオなら裏切られる心配も無いしな」
アユ「何、嫌み?」
~正午~ 大広間前
支配人「皆様、お集まりいただきありがとうございます。今回は1人での参加が46組、2人での参加が154組となっております。それでは大広間にお入り下さい」
大広間はパーティー会場みたいになっていてる。超巨大なスクリーンがあり、そこに映像が映し出される
"2日目のゲームは謎解きゲーム"
支配人「ゲーム説明は全てスクリーンにて説明があります」
映像が切り替わる
"まず2人ペアの人は代表者1人が隣の別室にお入り下さい"
ケイ「俺が行く」
ミオ「分かった」
ケイは別室に移動すると腕時計のようなものを着けさせられる。そしてミオ達のいる部屋はモニターから見れる。
スクリーンの画面がまた切り替わる
"出題される謎を解き出口にあるパネルから答えを入力し脱出せよ"
"混雑回避の為出口は3箇所。制限時間は20分。回答権は1回"
"それでは、スタート"
壁のタイマーが20分のカウントダウンをし始めた
それと同時にスクリーンの上から巨大な紙が垂れ幕のように下がってくる。
そこには
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|ttt |
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支配人「皆様にはこの紙の中に隠れた'え'から始まる言葉を探していただきます。それでは健闘をお祈りします」
ケイ「ミオ・・頑張れ」
ミオは悩んでいた、'え'から始まる言葉を探すにも、紙にはtが3つしか書いてないのだ。開始30秒でもう諦めそうなその時
アカリ「簡単ね」
アカリが出口に行きパネルに答えを打ち込む、するとドアが開き外に出る
ケイ「早!」
するとケイのいる別室から緑の髪の女がスタッフに腕時計を外され部屋から出る
ミドリ「こんなのも解けないなんて」
ケイ(この女、命綱観覧車で最初にクリアしたアカリだ! ミドリもこいつと同じチームで、アカリがクリアした事でミドリもゲームクリアになり解放されたのか...)
残り10分
クリア者11人 ミオはまだクリアならず
ミオ「どういう事? どう解けば良いの?」
そう言い巨大な紙をめくり裏側のスクリーンを見てみたりtttを裏側から見てみたりする
ケイ「いいぞ、目を付ける所は! 1番に考えるべきは、スクリーンで問題を映せばいいのに何故わざわざ紙にしたかだ」
~残り5分~ クリア者22名 不正解者8名
時間が無いのにまだ100名以上の人数が残っているので3ヶ所の出口が列になっている。ミオも答えは分かってはいないが一応列に並んでおく
ミオ「落ち着け私...」
~残り1分~ クリア者34名 不正解者100名
ケイ(焦るなミオ、この問題は5秒で解ける)
ケイはすでに答えに気付いた。
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