第2話 物語のはじまり
その後連れてこられたのは何か魔法陣がある部屋だった。
『では早速スキル判定をします。』
でも俺のスキルなんて分かりきってるよな〜
『始めます』
その瞬間魔法陣が光り、収まったところで空中に文字が浮かんでいた。
スキル『転生』
説明 なし
やっぱりか。
そう思っているとレイン司祭から声がかかった。
『あー、残念ながら役立ちそうではなかったですがあまり気を落とさないでください。今日はもう部屋へ戻られてはいかがでしょう。今案内します。』
『ありがとうございます』
その後連れてこられたのは薄暗い地下室だった。
何か嫌な予感がする。
『今回はいいスキルに出会えると思ったんですけどね〜まあ代わりはいくらでも呼び出せばいいわけですし』
その手にはさっきまで持っていなかったロングソードが握られていた。
『ひとつ聞きたい。なぜ呼び出したばかりなのに殺そうとするんだ?』
『なぜそんなに落ち着いているのか分かりませんが、いいでしょう教えて差し上げます。まずこの世界には転生者は一人しか存在できません。そのため有用なスキルをもつ魂が現れるまでやり直していたんですよね〜
まあ、まだ3回目ですし気長にやりますよ』
やっぱりこの世界怖いな!
『お喋りはここら辺にして、また次の召喚をしますか』
なんで今回は異世界召喚だったんだろう?
そうして剣は振り下ろされ
このとき俺に5回目の死が訪れた。
スキルが発動しました
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます