第2話 物語のはじまり

その後連れてこられたのは何か魔法陣がある部屋だった。


『では早速スキル判定をします。』


でも俺のスキルなんて分かりきってるよな〜


『始めます』


その瞬間魔法陣が光り、収まったところで空中に文字が浮かんでいた。



スキル『転生』

説明 なし


やっぱりか。


そう思っているとレイン司祭から声がかかった。


『あー、残念ながら役立ちそうではなかったですがあまり気を落とさないでください。今日はもう部屋へ戻られてはいかがでしょう。今案内します。』


『ありがとうございます』
















その後連れてこられたのは薄暗い地下室だった。


何か嫌な予感がする。


『今回はいいスキルに出会えると思ったんですけどね〜まあ代わりはいくらでも呼び出せばいいわけですし』


その手にはさっきまで持っていなかったロングソードが握られていた。


『ひとつ聞きたい。なぜ呼び出したばかりなのに殺そうとするんだ?』


『なぜそんなに落ち着いているのか分かりませんが、いいでしょう教えて差し上げます。まずこの世界には転生者は一人しか存在できません。そのため有用なスキルをもつ魂が現れるまでやり直していたんですよね〜

まあ、まだ3回目ですし気長にやりますよ』


やっぱりこの世界怖いな!


『お喋りはここら辺にして、また次の召喚をしますか』


なんで今回は異世界召喚だったんだろう?


そうして剣は振り下ろされ



このとき俺に5回目の死が訪れた。
























スキルが発動しました

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