僕の答えは決まっている。
嬉しい。僕の人生において、こんなふうに僕を見てくれる人が現れるなんて思ってもみなかった。ましてや、相手はかわいいかわいい後輩からなんて。
普通なら迷わず君の手を取る。隣に行く。ただ……
「申し訳ない。気持ちには、応えられない」
僕は幸せにはなれない。
なったらきっといなくなることが怖くなるから。
君は泣き出してしまう。胸が締め付けらるのを感じる。
罪悪感がたまらない。
だけど、これがいい。
互いのために。
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