第6話 万引きの悩み 前編
僕は、晴日さんに呼ばれて、探偵事務所に行った。前回と同様晴日さんのお母さんに案内され、部屋に着くと晴日さんはいなかったが、一人の女の子が依頼者側の席に座っていた。彼女は、僕の見知った顔で、僕が中学生まで、一緒の同級生だった金浜恵南さんだ。彼女は、僕が1番仲良かった友達だ。今でも連絡はたまにとってたが、ここで再開するとは思わなかった。
金浜さんは「はえぇ?探偵さんにここで、待っててって言ってたけどまさか雨夜あんただったなんだったねぇあんたがあんないい子見つけてるなんて以外だね。」 「いやいや。晴日さんとはなにもないから。にしても久しぶりだね。高校はどう?僕はいつも通りテニス部に入ってやってるよ。最近晴日さんの探偵業手伝うことになったんだ。」
「あぁ。私は、彼氏も見つけて、部活も漫画研究部に入って高校生活はウハウハだよ。そういえば探偵さんはなにかしてくると言って部屋を出てたよ。助手が来たら話をしようって言ってたよ。」と話してるうちに晴日さんが戻ってきた。
「あ。雨夜君来ましたか。それでは、依頼を聞きましょう。依頼というのはなんでしょうか。」
「うん。そうだな。どっから話そうか。まず私の名前は金浜恵南。私は3週間前から駅前のローソンってあるでしょ?そこでバイトを始めたの。そこで、1週間前からアイスコーナーのアイスの減りがおかしいの。会計に来てる人もアイスを買ってる人がそこまでいないのに減りが早いの。しかも私が、シフトに入っている時間帯に起きていて、バイトの皆にこのことを話したら、万引きじゃないの?と言われたから、どこに相談しようか悩んでたらある子がここに探偵がいるんだよねって話をしてたからきてみたの。ねぇ助けてほしい。」と言われた。僕はこれを聞いてもしかしたら金浜さんのストーカーかも知れないと思った。彼女は中学時代モテテいて、正直彼女は気づいていないが相当危ない人がなかにはいるのを知っていたのだ。それをよく柔道部の中学時代の友人らと金浜さんにバレないように倒していたのを思い出した。晴日さんは
「えぇ。分かりました。まず、金浜さんのバイトのシフト時間を教えてください。その時間帯の防犯カメラを見して貰えるのは可能でしょうか。」と聞くと「うーん。たぶん大丈夫だと思うけど。後日店長に聞いてみる。だからその結果を雨夜に伝えとくから、いける時間帯日日を。」おいなんで僕らが交友関係があるのをバラしちゃうんだ!
「え?金浜さんと雨夜君ってお知り合いなんですか?」
「あぁ。その通り。中学まで一緒の学校で1番仲良かった女友達だよ。
「あ。探偵さん。私と雨夜はああゆう関係じゃないから安心してね。だから大丈夫だよ。」と晴日さんをからかった。彼女は顔がりんごのように真っ赤になっていた。それから少し談笑してから帰った。
後日、言ってた通り聞いてきたらしい金浜さんはokとメールが来て次に10月22日の金曜日17時からならと届いた。それをスクショに撮り、晴日さんに送った。すぐに返信が来て当日の4時40分くらいに私の家で待ち合わせをしましょうと返信がきた。僕は、そろそろ晴日さんに言わなくてはならないことがある。
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