第2.5話 露見とお願い 晴日美咲視点

 次の日、私は午前中探偵事務所にいて、掃除をしていました。私は、掃除が好きで1週間に1回は、掃除をしています。午前中は特に依頼がなく昼ご飯を食べに外出をしにいって帰った時に、私の事務所入口におばあさんが立っていました。私が

「おばあさん、なにか困ったことがあったんですか?」と、声を掛けるとおばあさんが 「困ったことがあったんだけど、探偵さんはどこにいるのかね?」と、「私が探偵の晴日美咲です。話を聞くので中で話しましょう。」早速、依頼の内容を聞くことにしました。内容は、財布をなくしてしまい、その財布を見つけて欲しいという、内容でした。私は早速、どこらへんで落としたかを聞いた後早速出発することにしました。おばあさんと少し話した後、作業を開始しました。おばあさんが、帰り道通った場所のメモを貰い、財布を探していました。まず、木の茂みの中や電柱のところ、ありとあらゆる場所を探していましたが、結局なく、暗くなり始めたことろで、一度おばあさんに、電話を掛けて、今日のところは諦めても良いのでしょうか?と聞くことにしました。プルルル、 「もしもし探偵の晴日です。依頼者の上真さんでしょうか。あの、もう遅くなるので、一度中断してもよろしいでしょうか?」

「もしもし?あぁ、晴日さん、確かにもう遅いから、いいよ申し訳ないねぇ」「おばあさん、申し訳ないです。では。」

 電話を終えて、ふと顔をあげて、周りを見てみると見知った顔の雨夜君が、こっちを見てるのが、見えました。

「え!?雨夜君?あの、さっきの電話聞いてましたか?あといつから見てたんですか!?」

「あぁ…ついさっきだよ…それと聞きたいんだけどさ探偵って言ってたけどそれって本当なの?」と言われました。やっぱりと思い、私は、諦めて、白状しました。「はい。」と肯定しました。あぁ、バレたくなかったぁ(泣)

「なんの調査をしてるの?」と聞かれました。もうバレてしまってるので、こういうのは言わない方が良いのでしょうが…

「近所のおばあさんがここらへんのところで財布を落としていて。財布に大事なものが入っているので私に探して欲しいと依頼が来たのです。」と、説明をしました。私を心配したのか、

 「時間あるし少し手伝おうか?」と聞いてくれました?うーん?どうしましょうか?私が、個人的にやっている探偵業に他人を巻き込む訳にはいけませんし。まぁ、雨夜君は、断っても引いてくれならそうですし、まぁ今回は今日は、特に凶悪な事件ではないですし、「いいですよ」と答えました。

 雨夜君が、私の手の届かないところまで探してくれて、5分くらいで見つけてくれました。私のこれまでの努力は…と思うくらい早く見つけてくれました。

 おばあさんに財布を届けた帰り道、私は、雨夜君と帰っていました。そして、探偵の助手になってください。と頼みました。引き受けてくれたとき、私は雨夜君と別れた後、私が普段しないことをしたぐらい機嫌が良くなっていたのでした。


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