おまけ③(吟行先をうろうろしますよ)
いよいよ吟行当日です。
雨だと最悪だろうなと思いますが、私が参加した2回はいずれも好天にめぐまれました。
当日は最寄り駅に11時頃に集合です。
今回の参加者は10人くらい。俳句を詠んでいる方だけでなく、詩を編んでいる方も合同での開催でした。
何となく気の合う3、4人くらいのグループになり、事前に決めた移動経路をうろうろ・キョロキョロしながら句のタネを探します。
あの看板面白いっすね、あの人の服装変わってますね、桜もう散っちゃいましたねなどと話しながら1.5時間くらいの散策でしょうか。
散策しながら面白いなと思った情景や思い浮かんだ季語をメモに走り書きしていきます。とにかくメモを取ります。写真を撮る方もいます。
手元のメモを見返すと以下のような記載がありました。
・暑い
・内田裕也、オッサン、人が道開ける
・ストリップ、行列
・郷里の酒売ってる
・大道芸、空を舞う
・マンホールにピエロ
・本屋に句集がない
・懐メロ
・やきとり
・白い看板
・床屋
・やなぎ
・桃の花
・ソープ、コリアンタウン
・川が赤い
・道で寝る男
・こいのぼり
・蝶ネクタイ
・仕掛け時計
所定の場所まで集団で移動した後、再集合の時間(14時)を決めて一度解散しました。
昼飯を食べるためと各自で句を作る時間を取るためですね。
だいたいその自由行動の時間も1.5時間くらいです。
自由行動です~となった瞬間、近くのカフェに駆け込みます。駆け込んだカフェが満席だったりすると、舌打ちです。
そして落ち着き先を見つけたら作句です。今回は3~5句の提出と決まっていましたので、季寄せとメモを見比べながらとにかく作ります。
句のフレーズができたのが2つ、何とか句の形にできたのが5つという感じでした。
そこから5つの句を推敲します。
句作上の色々な技巧やポイントがあるかと思います。
私は映画が好きなので、作った句が映画のワンシーンのように見えるかどうかというのを重視して推敲をしますかね。
ここまで正味1時間くらいです。
次回は句会の模様をご紹介したいと思います~。
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