OMAKE②
ブ「よーし。これで全員殴り終えたな」
サ「ブレイド先生」
ブ「あん?なんだサラ先生」
サ「生徒だけ殴られるのはフェアじゃありません。罰というのなら、担任である私のことも殴ってください。それが生徒を受け持つ責任でもあると思います」
ブ「ほーう。いい覚悟をお持ちだ、先生。だが、俺はあんたのことは殴らねェ」
サ「それは何故ですか?」
ブ「あんたへの罰はもうすでに完了しているからだ」
サ「え?」
ブ「生徒が殴られる様子を見て心を痛める。それがあんたへの罰だ。これを機に、担任としての務めに一層邁進していきゃあいい。だろ?」
サ「え…!(ドキッ)」
生徒(えー……)
意図せずサラをときめかせるブレイドに、たった今殴られたばかりの生徒は複雑な気分となった。ちゃんちゃん。
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