奇跡を奏でる恋という旋律の物語

恋愛小説を読んでいるだけでは書けない小説だと思います。

純恋に突如訪れた不幸。
そしてそこに舞い降りる恋輝という幸せ。

少ない時間で恋輝との思い出を作り、その時間を噛みしめる純恋。
自分が病気だから彼は優しいのではないか。彼が単純に優しいだけなのではないか。

楽しい、幸せだけれども、どこか悩んでしまうことがある。

その対比と純恋を待ち構える0.3％という奇跡がこの小説の面白いところだと思います。

またこの小説はトロンボーンを際立たせています。「神の楽器」と呼ばれるトロンボーンですが、故に0.3％という奇跡に着目しているのかもと思い、鳥肌が立ちました。

面白くて感情的に書いているのでレビューとしてよく伝わらないかもしれませんね。
すいません。

恋愛小説が好きな方も、音楽が好きな方も、現代ドラマが好きな方もすらすらと読めてしまう小説です。

ウェブ小説が初めての方、小説読んで感動したいと思っている方にお勧めです。