第10話 日記20240508 ドアノブ
少し前のことである。
夜中に玄関のドアノブがガチャガチャいい出した。
鍵が掛かっているので入れないが誰かがドアノブを動かしている。
誰何したが返事がない。ドアスコープもマトモに見えないので誰が何をしているのかもわからない。
3分28秒それが続いたので強盗と判断して110番した。
イタズラと思ってドアを開けたらグサリと来るわけだ。
やがて警察が来た。
「周囲見回ったけど不振人物はいませんでした」
そりゃ通報してから来るのに15分もかかっていたら逃げるのには十分だわな。
「酔っ払いか何かじゃないですか?」
いやいやいやいや。ここ最上階の3つある部屋の真ん中。通りすがりの酔っ払いが来るところじゃないし、間違えるような構造にもなっていない。
何よりも酔っ払いはこれだけ長い間同じ行動を延々と繰り返すだけの集中力はない。それと誰何にも答えないのはおかしい。酔っぱらいは喚くものだから。
日本の警察はお花畑過ぎる。
まあ犯罪者を検挙してもすぐに不起訴にされるのでは警察がやる気を失うのも不思議はない。
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