第73話 ユルく創作論(ダイパー)

 拙作『赤塵のサンダーバード-機兵戦記-』

https://kakuyomu.jp/works/16818023211823304722


 の第130話で、竜崎中尉がパイロットスーツの下半身部分のダイパーおむつを交換する描写を入れました。正直に言えば、これも後付け設定です。



 スピンオフ的な『機兵戦記-傭兵機団の姫と帝国の日嗣皇子-』

https://kakuyomu.jp/works/16817330669263954356


では、フレイヤが恐怖に漏らしてしまってかぶれてしまうと言う展開でしたが、この時点ではダイパーおむつのことは意識してませんでした。

 しかし、ここで「B級は戦闘継続時間が短いけど、A級は無制限に戦える」のを利点にしたら「どのくらいA級機体に乗り続けるのか」も想定しないと行けなくなりました。そして」、トイレ問題が頭を過ってしまいました。


『長時間の作戦時には、高性能なダイパーおむつをスーツのボトムの下に装着して出撃することにしよう』


と設定を組んだら「折角、設定したんだから描写しないと勿体ない」との強迫観念に苛まれて、気がついたらクドい描写をしていました。

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