第58話 ユルく創作論(エルフ)
『11番牢の異形~射干玉綺譚~』
https://kakuyomu.jp/works/16818093079913725938
この物語では、まだノアールさんは名付けられていないので名前がありません。
エルフの呼称は、単にマーリンさんが「11番」と呼んでいるだけです。若様としては「妖精」の意味で使ってるつもりですが、呼ばれる方は番号で呼ばれてるとしか思ってません。
もしも若様が「エルフは、妖精のことなんだ。君にぴったりだ」と言っていたら、彼女?の名付け親は若様になっていたかも知れませんね。
TV版『仮面ライダークウガ』で、周りはみんな「4号」って呼んでるのに主人公だけは「クウガ」と言ってました。「クウガ」がアイデンティティなんです。
彼女?も、そう言うアイデンティティを確立できるような名前が欲しかったんですね。
なので、ラストで若様の前から消える時の素直な気持ちは「テメー、最後まで番号で呼びやがって!」だったはずです。
子供相手に本気で怒らない程度には、大人な方でした。
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