第41話 バイク乗ってたのを思い出した
大学時代はバイクに乗ってた。その頃、親戚の小学生に「そんなふうにブレーキ握っちゃ駄目だよ」と注意されたことがある。
ブレーキを右手の中指だけでかけてたから。
中指だけの方が微妙なかけ具合を調整できるんですよ、実際。他の指はアクセル握ってられるし。
左のクラッチは、概ね発進と停止の時しか使わなかったです。ギア・チェンジは概ねノークラでした。
例えば、ギアとエンジン回転数の関係が
2速 8000回転 60Km/h
3速 7000回転 60Km/h
だったとします。
2速で60Km/hで走ってるとエンジン回転数は8000回転。アクセルを戻して、スピードが下がらないうちに回転数を7000回転になれば、左のつま先で軽く上方向に圧をかけるだけで吸い込まれるみたいに3速にシフトアップされます。
シフトダウンは、その逆。左の足の裏で下方向に圧をかけて、回転数を上げてやればいい。シフトダウンの方がシビアですけど。
実はスピードメーターって、あまり当てになりません。10パーセント前後高めに出るようになってます。なのでギア比とかのデータから計算して、頭に入れとく必要がありました。
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