第26話 ティールの日
英語は嫌い・・・中学の頃から。英語での「一週間の曜日」も憶えられなかったし、まず理解できなかった。
日曜日 → 太陽の日だから「Sunday」はわかる
月曜日 → 月の日だから「Monday」もわかる
火曜日 → 火星の日で「Tuesday」?わからん!
火星なら「Mars」じゃないんですか?
アイザック・アシモフ著『黒後家蜘蛛の会』で「金曜日は、ゲルマン神話のフレイヤの日」との逸話がありました。それでギリシア神話とゲルマン神話を照らし合わせて、やっとある程度納得できました。
・・・もう既に中学も高校も終わってましたけど。
多分・・・英語の成り立ち、なんでしょうね。
ブリテン島は「島のケルト」と言われる文化圏で、カエサルの遠征でラテン文化の影響を受けました。更にゲルマン民族大移動でゲルマン人が入ってくる。更に更にノルマン・コンクエストでノルマン人も入ってくる。
人の移動と一緒に神話も入ってくるから、ギリシア神話とゲルマン神話がゴッチャになったんでしょう。
マルス(火星)は軍神です。ゲルマン神話の軍神はティール、想定されるゲルマン祖語だと「Tiwaz」の綴りらしい。
・・・あ、似てきた!
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