第8話 ファイブスター物語

 既に挫折してる『ファイブスター物語』ですが、第1巻だけは無条件で賞賛してます。改訂版もありますがそれも含めて揃えました。

 個人的に、永野護先生が「これはSFではない!ファンタジーとか神話だ!」と言い切ってるとこも好きですね。


 あの『マジンガーZ』の光子力エネルギーを、ファンタジー系で見るような魔石に置き換えても、マジンガーZの性能はそのままで済みそう。

 光子力ビームだけは○○○ビームに代わるか?

 でも、やっぱり「夢」は萎んじゃう気がする。

 誰でもが「神にも悪魔にもなれる」のがSFだと思う。


 その点では『ファイブスター物語』は、アマテラスでもログナーでも・・・要は、騎士は「神や悪魔」な存在であって「特権階級が力を振り回してる」わけだからファンタジーや神話なんじゃないかと思います。

 ただ「神や悪魔の力があるなら、力に対する責任も持ってよ」とも思うけど。


 永野護先生の主張で、どうしても受け入れられないものもあります。

 東側のT-72戦車の砲塔部分の避弾傾斜を「西側戦車みたいな弾を受け取るなんて軟弱!弾き返してこそ戦車!」と絶賛してたこと。

 避弾傾斜で、弾をやり過ごそうとする考え方こそ軟弱じゃないですか?

 あくまで個人の感想です。w

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