第3話 錬金術殺人事件
さとうふみや先生他『金田一少年の事件簿』シリーズの『錬金術殺人事件』のトリックだけは、個人的に許せません。
※ネタバレあるので注意して下さい。
一応、『金田一少年の事件簿』シリーズはトンデモさを含めて、ツッコミながら楽しむものとは理解してるつもりです。
でも・・・。
金属の錫(原子番号50のSn)でできた扉をバーナーで溶断して、部屋へ侵入。事をなしてから部屋を出て、溶接して元通り・・・って?
元通りの綺麗な状態に溶接できるはずない、とのツッコミもありますが・・・その前に溶断できないでしょ!
バーナーの炎で熱したら、空気中の酸素と結合して酸化します。酸化錫は、元の錫より融点が高いので加熱部分が溶けるより周りの錫が先に溶けてしまいます。ボロボロに溶かして孔をあけるしかできないはずです。
このトリックを成功させるとなると、ビームサーベルみたいな超々高温で一瞬で蒸発とかさせないと駄目ではないかと。
鉄(原子番号26のFe)が溶断できるのは、酸化鉄が元の鉄より融点が低いから。鉄が、この宇宙で唯一「酸化すると融点が低くなる」金属だからできることなんです。
このトリック・・・異なる別宇宙の法則でしか成立しないと思う。ww
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