とてもいいです。透明感のある雰囲気も、終わり方も。
あっけらかんと「私の怒りはどこかに行ってしまった」となるところも。
女性ってそういうところあります。
怒っていても悲しんでいても、本当にちょっとしたことでけろっと機嫌が良くなったり立ち直ったり。
自分の気持ちに気付いていなかったというのも、何だかリアルさがあって好きです。
書き手があまり考えないで書くと、主人公が自分の気持ちに気付かないってけっこう読み手がイライラすると思うんです。
でも全然そんなことなく、すんなり感情移入できたので、やっぱり秋犬さんは言葉の選び方などなどがいろいろとお上手なんだなと改めて思いました。
ありがとうございました。
作者からの返信
一応主人公が嫉妬だと思い込むことで読者も「そうなのかな」と思わせる構造にしたくて、でも読む人が読めば「これは恋心だ」と思わせるようなものを狙ってみたので、そう読んで頂けて有難いです。
自分の中での百合の難しさは、この女性の切り替えの速さなのかもしれません。女性でグズグズ執着し始めると別の話になってしまうので……
お褒めいただきありがとうございます(/// ^///)
「どろどろ」を拝読して、似たような話を読みたくなって、なぜかこちらに来てしまいました w
これはお見事ですね。「革命」と「春の歌」の組み合わせで、これだけ豊かなドラマが展開するとは。キレイ事ばかりじゃない独白も並べつつ、最後は小洒落たコメディで締めくくって、着地の仕方もファンシーです。
その昔、ピアノを弾く女学生(この言い方も古いか)って、発表会向けみたいなレパートリーを機械的に披露するタイプがほとんどで、硬軟おりまぜた音楽を暗譜で次々に披露できるような人なんてなかなかいなかったと思うんですけれど(というのは、私が田舎育ちだったせいかも知れませんが)、You-tube世代のピアノやってる子って、こんな感じなんでしょうかね。なんだか眩しいです ^^
作者からの返信
コメントと評価ありがとうございます(´▽`)
柔らかい百合を書いてみたくて書いた本作です。お褒めの言葉大変嬉しいです⸜(*ˊᗜˋ*)⸝お読み下さりありがとうございました!