第3話 【ゲーム】ユニコーンオーバーロード

作品名『ユニコーンオーバーロード』


機種:NintendoSwitch(マルチ)

形態:テレビゲーム

制作:アトラス・ヴァニラウェア

長さ:150時間(一周目100時間、二周目50時間)

ジャンル①:異世界ファンタジー

ジャンル②:シミュレーションRPG

要素:戦略、軍、幼馴染み、洗脳、憑依、古代文明、お母さん似の従姉妹、裏切りの女将軍、双子エロフ、ムチムチ北国娘など


僕のプレイ態度:

コントローラーを握りしめながら。


短いあらすじ:

解放軍を率いて帝国軍と戦う。


長めのあらすじ:

コルニア王国の女王イレニアは将軍ヴァルモアの裏切りに合い討たれる。イレニアの嫡子アレインは母より一角獣の指輪を託され、騎士ジョセフの助けでヴァルモアの魔手を逃れる。


その間、ヴァルモアは皇帝ガレリウスを名乗りゼノイラ帝国を樹立。近隣のドラケンガルド王国、エインヘルム、ヴァストリアス、アルビオン皇国を陥落し大陸全土を手中におさめていた。


幼馴染みたちに囲まれ、未熟ながら戦士として成長していたアレイン。アレインの暮らしは島にゼノイラの軍が訪れたことで一変する。仲間たちと協力し、ゼノイラを退けたアレイン。ゼノイラ軍を率いていたのはコルニア王国の将ホドリック。まるで別人のようになってしまったホドリックに一角獣の指輪をかざすと光が輝き、ホドリックは正気を取り戻すのだった。


ゼノイラの背後に言い知れぬ不吉を感じ取ったアレインは解放軍のリーダーとなり、ゼノイラから世界を解放する戦いに身を投じる。




ポイント:

①超複雑なじゃんけん

このゲームには様々なクラスが登場し、それぞれ性能が異なり、各クラス毎に相性の有利不利が存在します。


相性の例:騎兵は歩兵全般に強い。飛行は騎兵に強い。弓兵は飛行に強い。重装兵は物理攻撃に強いが魔法攻撃に弱く。斥候は回避が高い代わりに打たれ弱く必中攻撃に弱い。など。


様々なクラスを組み合わせて最強のユニット編成を考えるのが楽しすぎました。弱点を補い合うのか、ストロングポイントを強化するのか……各クラスの組合せだけでなく装備品の効果も考える必要があります。また一般クラスとは別に特別な能力を持つ固有クラスを持つメンバーも加入します。


高価な装備を集めたエース部隊を創って無双させるもよし、力を均等に配分してメンバー全員が活躍出来るようにしてもよし。マジで無限に考えられるので、ずっと試行錯誤していられます。プレイ時間のほとんどをユニット編成に費やした気がします。


一周目は難易度ノーマルだったので強いキャラを集めたエース部隊を編成して過労死するくらい戦わせてました。二周目は難易度をエキスパートにしたので、エース部隊だけでは勝てず、様々なタイプの部隊を作り相性を見極めながら戦ってます。そのキャラが最大限力を発揮できるように指揮をする。司令官になる体験ができ楽しいです。誰にも負けない最強の部隊をいつか作りたいです。



②シミュレーションRPGだけどサクッと進む


タクティクスオウガ、ファイアーエンブレム、スーパーロボット大戦、ファイナルファンタジータクティクス……最近だとトライアングルストラテジー……など名作シミュレーションRPGはたくさんあります。


僕はこのジャンルのゲームが好きなんですけど、このシミュレーションRPG、ステージあたりのプレイ時間が長くなりがちです。1時間とかかかるステージもざらでなかなか次へいけず、親に早く寝ろと言われ、泣く泣く中断した楽しくも苦い思い出……中断セーブがないゲームは最初からやり直しでした……


しかしこのユニコーンオーバーロード、シミュレーションRPGなのにサクサク進みます。ステージ毎に30秒~5分の制限時間があり、それをオーバーするとステージ失敗になります。戦闘アニメを見る時間やポーズ《時間停止》をして戦略を練る必要があるので多少長引くものの、それにしてもサクサク進みます。


シミュレーションRPGの戦闘は長いという常識にとらわれていた僕には革命のようなゲームシステムでした。




③美麗グラフィックと魅力的なキャラクターデザイン


書くのが面倒くさくなってきたんで簡単に書きますが、ヴァニラウェア制作のゲームのグラフィックの素晴らしさに魅了されてます。オーディンスフィア、グランナイツヒストリー、朧村正……はグラフィック目当てで買いました。このユニコーンオーバーロードも素晴らしかったです。


今作は仲間が多く、たくさんのキャラクターが登場します。ヒロインもいっぱいです。幼馴染みから生き別れの従姉妹、エルフ姉妹などよりどりみどり。何とこのゲーム、お気に入りのキャラクターと結婚出来るのです(主人公は男性ですが男女問わず伴侶に選ぶことが出来ます)。


ちなみに僕はエルフ姉妹の姉(ダークエルフ)を伴侶に選びました。エルフ姉は褐色肌に白いスク水みたいな服を着てその上にマントを羽織っているキャラ。心情的には幼馴染みを選びたかった……しかし褐色肌に白い服は至高でした。幼馴染みを捨ててでも選ばざるを得なかった……


ドラクエ5でもビアンカを見捨ててフローラと結婚してしまいましたし、幼馴染みとは縁がないのかも知れません。


二周目ではまだ伴侶を決めていないのですが迷うなあ~



感想:

考えるのが好きな人には神ゲーと思います。これだ!って組合せにたどり着くまでの試行錯誤が楽しいです。

理想のユニットを編成したら、次はそのユニットを倒すためのユニットを編成し……次はそのユニットを倒すためのユニットを編成し……永遠に遊んでられます。考えるのが面倒な人はネットに編成例がたくさんあがってるのでそれを参考にすればいいと思います。オススメです。



僕は感性が死んだ人間ですが、夢中で遊んだゲームの感想にはこれぐらいの熱量がこめられるようです。あらゆる創作物の感想を熱をこめて書けるようになりたいです。乾いて冷めたつまんねー人間を卒業して熱い男になりたい!!


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