おはようございます。
犀川さまの描かれる作品の世界は独特で、考えた事が無かった想像に浸れてたのしいです😌
主人公たちの境遇は、私とは違っていて本来共感できるものではありませんが……ひとつでも自分のものと言えるものを持ちたい、という気持ち。それさえも叶わない、達観したような諦めの境地。
近況ノートで書かれていた事を思いながら拝読していますと「こういう事なのかな」と想像できました。
読ませて下さってありがとうございます😊
(感想を書かせて頂いている最中、妖精に阻まれて、妙な時間の流れを挟んでしまいました💦すみません)
作者からの返信
コメントありがとざいます。妖精さんを優先してあえてくださいね!
価値観というのは一つの物語なのだと思います。作家としてはどれだけ物語を語れるかで作品の幅が決まるのではないかと思っています。特に文芸ですとそう思う次第です。
企画に参加いただきありがとうございます。
この話は、静かな中にひしひしとした感情が込められていて、読んでいて胸が痛くなりました。
特に、孤児院という環境で過ごす中での「所有欲」や「独占欲」が、登場人物たちの間で微妙に絡み合っているところが印象的でした。
彼と彼女が奏でる音楽は、ただのメロディではなく、彼らの心の繋がりや孤独を表現しているようで、主人公がそれを見つめる視点がとても切なくて、音楽会の場面では、彼女の声がか細くて美しく、彼のピアノが静かに支えるように奏でられ、二人だけの小さな世界ができてるようでえもいえぬ気持ちになりました。
それを見て胸が苦しくなる主人公の気持ちもよく分かります。恋愛の中で自分だけのものを求める気持ちと、他者を尊重する気持ちが交差しているところに、思春期ならではの葛藤を感じました。
作者からの返信
ご丁寧なコメントを頂戴しましてありがたく思います。
たくさん感じていただき、作家冥利に尽きます。
ありがとうございました。