第10話 猫ドラゴン物語~~~結~~~


~~~猫ドラゴン~~~


地下遺跡の中は先ほどまでの激しい戦闘や、光の柱の出現時の轟音による騒乱は収まり、静寂が支配していた。


天まで届く光の柱は徐々にその輝きを収め収束していき、光の柱がポッカリと開けた天井の大穴から、入れ替わりに夕暮れの日差しが優しく差し込んできた。


その日差しに照らされ、光の柱が噴出した場所に猫のようなシルエットが映し出された。


しかしその猫の姿は普通の猫とは違い、背には龍の羽が有り、頭には角が生え、尾は龍の尾であった。


それこそが眠りから目覚めた猫ドラゴンの姿であった。


猫ドラゴンは大きく「のび~」と伸びをして、「ふわぁぁ~」とこれまた大きな欠伸(あくび)をした。


そして、猫ドラゴンはじっと見つめた。アレックスとの戦闘で負ったダメージを再生し終わり、猫ドラゴンへ正対する守護者を。


「じー・・」暫く見つめていると守護者が猫ドラゴンの方へ一歩、歩を進めた。


猫ドラゴンは再び「ふわ~」と欠伸をした。


その刹那、「パゥ」と言う破裂音と共に一筋の閃光が走った。


そしてその閃光は守護者を包み、「ジュ」っと言う音と共に一瞬で守護者が蒸発し、文字通り跡形もなく消滅した。


それは、猫ドラゴンが欠伸の際に口から発した閃光だった。


猫ドラゴンはもう一度大きな伸びをし、倒れているエリオットの骸に近づき、「スンスン」と匂いを嗅いで「ゴロゴロ」と喉を鳴らして「スリスリ」と頭をこすりつけた。


一通りスリスリが終わったら、満足げにまた伸びをした。


そしてアレックスの骸の所に向かうと、同じように「スンスン」「ゴロゴロ」「スリスリ」その様子は何かの儀式の様であった。


儀式が終わるとアレックスのちぎれた左腕の所に行き、それを銜(くわ)え、アレックスの所に持って来た。


すると左腕と共にフワリとアレックスの体が浮き上がり、猫ドラゴンの歩みと共にエリオットの方へふわふわと進んでいった。


猫ドラゴンはアレックスをエリオットの横にゆっくりと下ろすと、しばらく二人の骸を見つめていた


「じーーーーーー」


何分か経った頃だろう。「うわぁあああ」叫びと共に突然パチリとエリオットの目が開き、ガッバっと体を起こした。


「こ、これは・・・」エリオットはしばらく自分の両手を見つめ「生きてる?の・か?」そう呟いた。


何が起こっているのか全く理解が追い付かず戸惑っていると、「ンナ~ウ」と猫の声。


その声にハッとして横を見ると、猫・・に龍の翼の様な翼と頭に角、龍の尾を備えた生物がジッと見つめていて、また「ンナ~ウ」と語り掛けてきた。


エリオットはそれを見てようやく理解した。「はは、こんな事が・・信じられない・・・君が助けてくれたんだね」そう言うと微笑みながらやさしく猫ドラゴンを撫でた。


猫ドラゴンはゴロゴロと喉を鳴らしエリオットの手に頭をこすりつける。


「そうだ、アレックスは?」そう言って反対の横を見るとアレックスが横たわっていた。


アレックスは「す~す~」と寝息を立てていて、見ると千切れたはずの左腕も何事もなかったようにくっ付いていた。


それを確認したエリオットは「良かった」と言って安堵の表情をした。


すると猫ドラゴンはゴロゴロと喉を鳴らしながらエリオットの膝の上に乗り丸まって眠りについた。


エリオットは「フー」とため息を吐き、猫ドラゴンを撫でながら穏やかに流れる時間を堪能した。


暫くすると「うおぉぉぉ」っと言う叫びと共にアレックスが飛び起きた。


それを見てエリオットは笑いながら声をかける「お!起きたね。おはようアレックス」そう声をかけたエリオットを見て、キョトンとした表情でアレックスは動揺する。


「エリオット・・生きて・・・え?・・・は?・・・ゆめ?」そう言いながら動揺するアレックスにエリオットが笑いながら答える「夢じゃないよ。意味が解らないよね。でもほらこれを見て」


エリオットはそう言ってアレックスに猫ドラゴンを見せた。


猫ドラゴンを見たアレックスは泣きそうな顔で「おお!あり得るのか?・・そんなことが?・・左腕も有る。あり得るのか?そんな事が?」


猫ドラゴンはアレックスを見つめ「ンナ~ウ」と声を上げる。「そうか・・そうか・・ついに」そう言ってアレックスは感極まり、とうとう泣いてしまった。


泣きじゃくるアレックスをエリオットがなだめたり、お互いの事を称えあったりして会話をしていると、急に二人の頭の中に


「理解した」と響いた。


二人はぎょっとして顔を見合わせた。


エリオット:「アレックス今何て?」


アレックス:「うん?何がだい?」


エリオット:「今、理解した。って」


アレックス:「俺にも聞こえた、いや聞こえたと言うか直接頭の中に響いた」


「二人とも、僕だよ僕。僕が頭の中に直接言語イメージを送ったんだ」と頭の中に響くその声を聞いて二人は驚いた様子で猫ドラゴンを見た。


「こいつは驚いた。君は喋れるのだね」とアレックスが猫ドラゴンに問いかけた。


猫ドラゴン:「喋るのとはちょっと違う。声帯が違うからね。君たちの脳内に直接言語イメージを送っているんだ。暫く眠っていたら君たちの言語忘れちゃってね。君たちの会話を聞きながら思い出していたんだよ。」


アレックスとエリオットは口をポカーンと開いたまま、猫ドラゴンの言う事を聞いていた。


そして「それはテレパシーって奴なのかい?」エリオットが問う。


猫ドラゴン:「テレパシーって物が何か知らないけど、まあそう言う類の物だよ」


アレックスは「すげぇ」と思わず口に出た。


エリオットは更に質問をぶつける。「仮にテレパシーと呼ぶとして、そのテレパシーはどのくらい遠くまで送れるんだい?」


猫ドラゴン:「う~ん、どうだろう?いる場所が解れば世界中送れると思うな。多分」


アレックス:「すげぇ」とまた思わず口に出た。


エリオットの興味は尽きない「んじゃ世界中どこでも会話できるって事?」


猫ドラゴン:「いやいや、さっきも言ったけど居場所が解らないと無理だよ。言語イメージのエネルギーは世界中飛ばせるけど、相手に指向を収束させて送らないと霧散して言語として伝わらないんだよ。何かふわっとした感じで、会話に成らない」


エリオット:「なるほど、普段僕たちが回りの雰囲気を感じたり、突然何の脈絡も無く閃いたりすることが有るのはそういう類の物なのかも。これは興味深い」


「それでもすげぇ」とアレックス。


アレックスの口はまだ開いたままだった。


そしてハッっと何かに気が付いたようにアレックスも猫ドラゴンに問いかける「そう言えば、守護者はどうなったんだい?」


猫ドラゴンが答える「ああ、あれは何か言葉をしゃべる事が出来ないみたいで、用が無いので消えてもらったよ。」


アレックス:「消えて?」


猫ドラゴン:「そう消えて」


アレックスはそんな事が有るのか?と思ったが、あまり聞かない方が良いような気がしたので、それ以上は聞かなかった。


と同時に(いやいやいや、何か流れで当たり前に受け入れたけど、俺死んだよな?生き返るなんてこと何てあり得るのか?しかも左腕も有る)とアレックスは思い更に問いかけた。


「俺を生き返らせてくれたのは君だよね?それとも実はまだ死んで無かったとか?それで治癒魔法で直したとか?それに左腕も・・」


猫ドラゴン:「確かに君の、君たちの魂は肉体から離れていたね。君たちの言う所の死なんだろうね。けどそんなことは僕にとっては、ただの事象の一つに過ぎないから戻しただけだよ。」


アレックス:「戻した・・・だけ・・」 


猫ドラゴン:「そう色々とね」


アレックスは触れてはいけない領域の話なのでは?と思いつつも戦慄した表情で「それじゃ不死にすることも出来る・・の?」と尋ねずにはいられなかった質問を、恐る恐る猫ドラゴンにぶつけた。


猫ドラゴンはその質問に淡々と答える「いや、不死にはできないよ。魂が輪廻の輪に帰って行ったら出来ないし、対象が人だとするとせいぜい一回だね。それ以上は魂の強度が持たない。君が守護者と呼んだ対象の魂は、もう痛んでボロボロだったよ。」


アレックスは(不死に成る可能性)と言う恐怖から解放されたことと、さっきまでは忌々しく思っていた守護者の魂が、輪廻の輪にきっと帰っていったのだろう、と言う思いでホッとした表情に成り、「そうか・・そうか・・」と呟いた。


猫ドラゴンが守護者を「消した」と言った事には違和感が有ったが、さっきまで死力を尽くし戦って忌々しく思っていた相手とは言え、魂が救われていないとは何故か思いたくなかったので、それ以上は尋ねなかった。


そしてアレックスは今だポッカリと口が開いたままで、エリオットに言う「エリオット、君はどういう事か解かるかい?」


興味ありげに聞いていたエリオットが答える「いや~全く、けど」と言って笑った。


そしてエリオットは言葉を続ける「今は理解に苦しむが、一つはっきりと解ったことが有った。彼は僕たち人間の常識や概念の全く外側の存在なのだと。そして僕は今はまだ理解はできないが、何時かは理解したいと思っていると。」


その言葉にアレックスは納得したように答える「うん、うん、そうだ、そうだね、何時かは解りたいね。そして今は素直に僕たちを助けてくれたことを感謝しよう。」アレックスの口はやっと閉じた。


エリオットは頷き、二人は同時に「ありがとう」と猫ドラゴンに伝えた。


猫ドラゴンは言う「どういたしまして。けどそんなに気にしないでくれたまえ。さっきも言ったように、人間の言語忘れちゃっていたから、二人の会話を聞きたくてやったんだ。それに君たちが僕を目覚めさせてくれたのだろう? だから、ちょっとした恩返しさ。」


そう言った実際には基本無表情な猫ドラゴンだが、二人には笑っているように見えた。


ここでアレックスはハッと気が付き猫ドラゴンに言う。「そうだ。マイケル。マイケルもお願いできないだろうか。一人友人が外の湖畔で俺たちの帰りを待っているんだ。その友人は昨日の嵐で津波に呑まれてしまって・・」


そう言うとエリオットも思い出したように口を挟んだ「そうだ。お願いします。マイケル。マイケルも救って下さい。昨日死んでしまって・・・」


それを聞いて猫ドラゴンは言う「昨日かい?」 


「うん昨日」とエリオット。


猫ドラゴンは言葉を続ける「離れた魂がまだ輪廻の輪に帰っていなくて、そこに留まっているなら大丈夫だよ。昨日ならまだ間に合うと思うけど・・」


アレックスはエリオットに言う。「なら急がなきゃ。エリオット、テレポートで戻れないか?」


エリオットは答える「わ、解った、僕につかまってくれ、猫ドラゴン、君も」


エリオットがそう言うとアレックスと猫ドラゴンはエリオットに掴まった。


「あれ?あれ?」とエリオットが見るからに焦っている様子で戸惑っている。


アレックスが問う「どうした、エリオット」


エリオット:「い、いや・・駄目だ出来ない」 


アレックス:「なんだって、落ち着いてもう一度やってみなよ」


そんな二人の会話に猫ドラゴンが口を挟んだ「あ~やっぱり。まだ魂がしっかりと定着していないからだね。大丈夫しばらくすれば元に戻るよ。良いよ。僕が運んであげる。」


猫ドラゴンはそう言うと一瞬のうちに二人を湖畔に運んで見せた。遺跡の外は日が暮れて空からの星明りと月明かりで湖畔は照らされ、その明かりの中、エリオットとアレックスの二人は、マイケルが眠る場所へ猫ドラゴンを案内した。


猫ドラゴンはエリオットとアレックスに行った時と同じように ゴロゴロと喉を鳴らしスリスリと頭を擦り付け儀式を行った。


そして、 ひとしきり儀式を行った後、マイケルの横に座り込み、マイケルをじっと見つめた。


湖畔の風が優しく二人の周りを包み込む中、猫ドラゴンは微動他にせずマイケルを「ジー」と見つめ、彼の心は遠く離れた場所へと旅を始めた。


その瞬間、空気が震え、時間がゆっくりと流れるように感じられた。


湖畔の静けさの中、マイケルの体に生命の光が再び宿り始めた。彼の胸がゆっくりと上下し、息が戻るのが見えた。


アレックスはエリオットの肩に手を置き、囁いた。「見てくれ、エリオット。マイケルが・・」


エリオットは目を輝かせながら答えた。「信じられない...彼は本当に戻ってくるんだね。」


マイケルの体は再び生命の息吹で満たされ、彼の瞳が開かれた瞬間、エリオットとアレックスは互いに抱き合い、喜びを分かち合った。


そして「ありがとう、猫ドラゴン。君がいなければ...ありがとう、ありがとう」と何度も繰り返した。


目を開けたマイケルは、まるで長い眠りから覚めたかのように周囲を見渡し、ぽつりとつぶやいた「ここは...?僕は...生きてるの?」


彼の声は震えていた。湖の水面に映る星々の光が、彼の驚きに満ちた瞳を照らしていた。


アレックスとエリオットは、彼の手を取り、温かい笑顔で迎え言った「そうだよ、マイケル。君は戻ってきたんだ。」


マイケルは立ち上がろうとしたが、足が思うように動かない。彼は自分の体を見下ろし、湖の水がまだ衣服にしみているのを感じた。


記憶が鮮明に戻り、嵐の夜、湖の津波に飲み込まれたことを思い出したマイケルが呟く「津波...そうだ、僕は...」


猫ドラゴンが優しく彼の肩に触た「心配しないで。君はもう安全だ。」


マイケルは突然猫ドラゴンの言葉が頭の中に入ってきて驚いた様子で猫ドラゴンを見つめた。


猫ドラゴンは静かに彼を穏やかな目で見つめていた。


その瞬間、マイケルはこの生き物が危険ではないことを直感的に理解した。


と同時に彼の中には恐怖よりも好奇心が湧き上がり、この不思議な生き物についてもっと知りたいという願望が強くなって尋ねた。「君は...猫・・ドラゴン?」


「そうだよ、マイケル。信じられないかもしれないけど、彼が猫ドラゴンだ。」とエリオットは言った。


マイケルは立ち上がり、猫ドラゴンの大きな瞳を見つめた。彼の中にはこの不思議な生き物との出会いに対する興奮が渦巻いていた。


「君が...僕を助けてくれたのかい?」マイケルがそう尋ねると、猫ドラゴンは優しく首を傾げ、答えた。


「初めましてマイケル。僕が猫ドラゴン。君の世界とは異なる場所から来た。そして僕を眠りから覚まさせてくれた君の友人二人に頼まれて、君の体から離れた魂を君の体に戻した。君は良い友人を持ったね。」


マイケルはその言葉に心を打たれ、猫ドラゴンの前で深く一礼した。


そしてエリオット、アレックス、マイケルの三人は固く抱きしめ合い、生きている事の実感を噛み締めた。


三人の表情は正に泣き笑いであった。


エリオットとアレックスは地下遺跡の探索の事、守護者との戦闘の事など、マイケルが津波に呑まれてしまった後、どのような事が起こり、どの様に猫ドラゴンを復活させたのかを、事細かく楽し気にマイケルに話して聞かせた。


興味津々で聞いていたマイケルは二人の話に興奮し言った。「くそう僕も行きたかった。死んでる場合じゃ無かった」


アレックスは笑いながら返す「そうだぜマイケル。けど次だろ?」


エリオットも同意する「だね。次だ」


マイケルは「次かぁ。そうだね。ようし次だ」


そう言うと三人は拳を突き合わせた。初めて知った旅と冒険の高揚感が三人を前へ進ませるのだ。


そうして三人の話に一段落着いた頃、座って黙って聞いていた猫ドラゴンにアレックスが問いかける。「猫ドラゴン、これからどうするんだい?」


猫ドラゴンは彼らに向かって深く息を吸い込み、遠くを見つめながら答えた。「僕は失った力を取り戻すため旅に出るよ。それは以前、僕の魔力が暴走した時に、最後の力を使って封じ込めた二つの魔力結晶のもう一つ、魔法を正しく使うことを世界に強要する力、をだ。」


「なんだって?」とそれを聞いたエリオットが思わず驚嘆し叫ぶ。


そして猫ドラゴンに尋ねた。「今、君のその力は失われていると言うのかい?」


その問いに猫ドラゴンは淡々と答える「ああそうなんだ、魔力が暴走した時、暴走した魔力を一つの結晶に纏めるのは困難でね、二つに分けたんだよ。どうも長い年月で何処かに行ってしまったらしい。」


「何と言う事だ、魔力結晶は二つ有ったのか・・」と(猫ドラゴンを復活させれば、その力を世界の為に使ってもらえるだろう)、と思っていたエリオットは一瞬落胆した。


しかし、すぐに新しく湧き出た感情で、その落胆の心は何処かへ押し流されて行った。


その新しく湧き出た感情とは「次」への期待と予感であった。


そして言った「次・・だね」


その予感を感じ取っていたのはエリオットだけではなく、アレックスとマイケルも同様だった。


アレックス:「だな」 


マイケル:「ああ神よ感謝します。こんなに早く次に巡り合えるなんて」


エリオット、マイケル、アレックスの三人は、互いに目を見交わし、決意を固め言った。


エリオット:「僕たちも一緒に行きたい。君の力になりたいんだ。」


マイケル:「君の魅力には抗えないよ。この冒険に参加することができるなら、何ものにも代えがたい。」


アレックス:「ああ・・でも、来春まで待ってほしい。その・・俺たちはまだ学校を卒業していないんだ。」


猫ドラゴンは三人の提案を聞き、その大きな瞳には温かな光が宿った。


三人の勇気と冒険心に心からの敬意を表し、彼の内には新たな旅の仲間を得た喜びが満ち溢れていた。


「来春まで待つことにしよう。その時が来たら、僕たちは共に世界へと旅立とう。」猫ドラゴンが三人に掛けた言葉には、彼らとの未来への旅路に心を躍らせている響きが有った。


三人は猫ドラゴンのその言葉を聞くと、「よし!」「やった!」と各々歓喜の声を上げた。


そしてエリオットは言った。「じゃあ、一緒に街に戻ろう。そして来春まで一緒に過ごそう。」


マイケル:「そうだね。次へ向けて準備をしよう。」


アレックス:「楽しくなってきたな。来春が楽しみだ」


猫ドラゴンは彼らの提案に微笑み、(実際は無表情だが)四人は星空の下、街へと向かって歩き始めた。


次回 いよいよエピローグ「またね」と「猫ドラゴン物語」の二話を一挙に投稿


作中に出て来る子守歌の歌詞で歌作ってみました。「龍の尾の軌跡」紹介文欄にアドレス有りますので、よろしければ読書後の締めに聴いてみて下さい。

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