第22話 速さ特化
「ウォォォン!」
人狼が二足から四足になると一気に加速して迫り来る。
早い。
前層までは頑健、持久力と来て、それらと真逆の速さ特化か。
俺は他のステータスと比べて、速さは一回り小さいからな。
速さで対抗するには難しいだろう。
「バビロン痛いが耐えてくれよ」
「ガルアアアアア!」
頭に向けて飛びかかてくるところに拳を突き出す。
「グルルルル!」
拳から前腕にかけて咥え込むと人狼は唸りを上げて、鼻筋に皺を浮かべる。
言葉はなくとも絶対に噛みちぎるという気迫が伝わってくる。
こちらも離すつもりはなかったので好都合だ。
人狼の首を掴み、がっちり固定すると口の中に飲まれている前腕のガトリングを展開する。
「グ、グルァァァ!?」
今更体を離して逃れようとしても手遅れだ。
「お望み来れてやる! 食らえ!」
ガトリングの弾丸を口の中に直接叩き込む。
反動で震えると人狼は絶命したようで脱力して手から口が抜けて、地面に頽れた。
「大丈夫か。バビロン」
『問題ありません。損害ゼロです』
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