近所の人の会議~6通目の手紙の考察
6通目の手紙の考察
五通目の手紙で、颯太たちは四年生と書いていたから、小学生なのだろう。小学校で、成績を改ざんするなんてありえるのだろうか?
会議の時、「そんな事までして、優秀なクラスに行きたかったのかしら」と言っている人がいた。この事から、優秀さでクラス分けがされているのがわかる。本当に、それが理由で成績を改ざんしたのだろうか。
また、颯太は、芽依のお母さんたちが、僕はこっちのクラスだし。あっちのクラスの愛たちとも仲良くできて、世渡り上手だって言ってたんだ。と書いていた。この事から、颯太は優秀なクラスにいる事もわかる。
そして、一枚目の手紙で、颯太はお兄ちゃんは高等部の制服を着ていた。と書いていた。それに、三通目の手紙で、犯人が外部組と言っていた。
この事から、幼稚園から高校まである学校だという事は確かだろう。
五通目の手紙で、愛は芽依の母親を見ておしゃれだと褒めていたし、三通目の手紙で、悠希の母親が、犯人は外部組なんじゃないかと言っていると言われていた。
それに、二通目の手紙で、颯太は、悠希の家は僕たちと学校から反対方向だった。と書いていた。
元々いた内部組と外部組とは、貧富の差があって、外部組の愛の母親は愛の学費代のためあまり飾りっけがないのかもしれない。
この事から、芽依と悠希は内部組、愛は外部組だという事がわかる。
また、学校から悠希や芽依、内部組の人がたくさん住んでいる事から、高級住宅街になっているんじゃないか。
そうだとすると、内部組と反対方向に住んでいる颯太、湊斗、唯花、彰も外部組という事になる。だから、颯太たち外部組の家の近くには、商店街や森、工場があるのかもしれない。
そもそも、この手紙の内容は本当の話なのだろうか。それとも、フィクションなのだろうか。
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